村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

高まるインバウンド人材ニーズ

<今日のインバウンドアクション>

地方に来る外国人観光客が、
コンビニで何をよく買うのか、
地方のコンビニのスタッフに尋ねてみる。

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やまとごころの村山@経団連会館です。
今日は私も理事を務めるAISO(アジアインバウンド観光振興会)
の総会兼10周年イベントです。

中国国家観光局やの駐日本代表の羅さま、
JNTOから小堀理事も来賓として参加いただくなど、
10周年の節目のイベントとなりました。

私自身も基調講演をさせていただき、
インバウンドの現状や今後の課題について
考えをシェアさせていただきました。
(短かったのでとても簡潔に)

ちなみに改めて10年続けるというのは凄いな
と実感しました。
組織も影響力も高まっていますが、
これは継続があってこそです。
やまとごころも来年10周年。
節目の年にすべく頑張ります!

さて、本日のテーマは

高まるインバウンド人材ニーズ

です。

今日は、やまとごころが運営する人材マッチングサービス
「やまとごころキャリア」から見る人材ニーズを
見てみたいと思います。
https://www.yamatogokorocareer.jp/

現在登録企業数は300社ほど。
業種でいうと
1位:旅行業 23%
2位:宿泊施設 20%
3位:マーケティング、リサーチ、コンサル 10%
という分布になります。
実際多い業種ほどマッチングしています。
旅行会社も宿もインバウンド対応できる人材が
足りないという悲鳴をあげています。
また、マーケティングやリサーチなどの支援系企業も
インバウンド事業を拡大する中で人材ニーズが高まっています。

エリア別に見ると
1位:首都圏:約65%
2位:関西圏:約12%
3位:残り その他エリア
となっており、大半が首都圏というのが現状。
ただ、地方の求人が掲載されることで地方の求職者も
増える傾向があるので、我々のサービスをもっと
地方で知ってもらう努力が必要です。

ちなみに面白いのが、
地方のインバウンドの仕事に対して移住をしてまでもやりたい!
とそういう方々も結構増えていることです。
インバウンドは求心力がある!とこういう事例を
見るたびに感じます。

ちなみに、単月の登録企業数は前年比で20%ほどの
増加ということでじわじわ増えている印象。
一方で求職者数は前年比で90%の高い伸びを示しており、
働きたい意欲のある方がどんどん増えている状況です。

企業側からはいい人材からの応募が多いという
声もいただくのですが、もっとこのサービスを
知ってもらうためのアクションを加速していくことが
最重要課題です。

皆さんはどんな人材ニーズがありますか?
また、その人材を集めるためにどんなアクションを
とっていますか?
是非検討してみてください。

本日はここまで。

村山慶輔

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募集人員:30名(お申し込み順、定員になり次第締め切ります)
http://www.yamatogokoro-ac.jp/program/20160719/

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