ゲストハウスが訪日個人旅行者のインフラとなる
こんにちは。
やまとごころの村山慶輔です。
先日、週刊やまとごころ通信で少しご紹介しましたが、
先月から日経ビジネスオンラインの
「観光イノベーション」という特集コーナーで
コラムの連載を開始しました。
コラムは「観光ビジネスにベンチャーを起こせ!」というテーマで、
インバウンドベンチャーの経営者と対談させて頂き、
ご紹介していく内容になります。
第1回目は、カオサンの小澤社長を取材させて頂きました。
昨日、外国人観光客のFITが加速と伝えましたが、カオサン東京のような
ゲストハウスは、そういったFITのインフラとして訪日観光客の滞在を
支えています。
中でもカオサンは、東京、京都、福岡、別府、札幌などに12店舗の
ゲストハウスを運営し、訪日外国人を中心に、年間30万人(延べ人泊)
の宿泊客を受け入れています。
ちなみに、小澤社長とは色々な接点を頂いており、今回の対談では
かなりフランクにたくさんの具体的な話を聞かせて頂きました。
(小澤社長は普段外であまり話をしないようです。)
この対談では、
・今の市場に合せるのではなく、市場の動きを事前に察知する方法
・カスタマーレビューゼロでも稼働率100%を達成するポイント
・あえてオープン当初は作り込まず、改善の余地を残す理由は?
・リピーターを魅了しつづけるためのこだわり
・ゲストハウスは単なる宿ではなく、訪日個人旅行者のインフラ
などの具体的な取組みや考え方を披露して頂いています。
最後にメッセージとして、
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インバウンドを支えるのは、
地元の人の地元愛
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を小澤社長から頂きました。
地方のインバウンドを活性化していくためには、
地元の若い人をどんどん海外に送り出す。
そうすると客観的に日本、そして、その地元を見ることができる。
それにより、地元愛も一層深まる。
そういう若い人たちが地元でインバウンドに関連する事業を立ち上げる。
この流れが日本の地方で起きれば、日本全体のインバウンドが活性化する。
そんな熱いメッセージです。
私自身、大学からアメリカへ留学し、インドで半年間のインターンをし、
いろんな国に旅行し、いま、このやまとごころという事業を展開しています。
そのことからも、この考えにとても共感しています。
インバウンドに携わる皆さんに、一人でも多くの方にこのコラムを読んで
頂ければ幸いです!長文ですので、週末にゆっくりお読みください。
本日はここまで!良い週末を!
村山慶輔