村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

Lonely Planetオススメの「つな八」に行ってみた!

おはようございます。

やまとごころの村山です。

昨日はクールジャパン機構の太田社長にインタビュー

をさせて頂きました。

いやあ~、本当に濃い話がたくさん聞けました。

また、後日やまとごころで公開しますので、

是非、ご期待ください!

 

あと、1点ご案内です。

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先日、世界で最も人気のある旅行ガイドブック

「Lonely Planet」

の紹介をしました。

その中で、新宿エリアでは6つの飲食店が

掲載されているとお伝えしました。

 

その1つである

老舗の天ぷら屋さん「つな八」

先日行ってきました。

(といっても過去何回か行ってますが・・・改めて)

 


つな八は、Lonely Planetに掲載されているだけあって、

外国人観光客は全体の半分近く。

欧米の方だけでなく、アジア系の方もたくさんいました。


一応、店員さんに

「外国人の方はどうやってこの店知って来るんですか?」

と聞いたところ、

「ガイドブックを見てくる人が多いよ!」

とのこと。


実際、外国人観光客のテーブルを見ると、Lonely Planet

らしきガイドブックが机の上にちらほら。

さすがです!!!


ちなみに、つな八の外国人からの評価はこんな感じです。

 

老舗の天ぷらレストラン。トリップアドバイザーのレビューが

よかったので足を運びました。新鮮な素材を使い、カリッと

した天ぷらは最高!(フィリピン)


人生の中で最高の天ぷら!ワインと一緒に食べるとさらに最高

ただ、天ぷらシェフの前には座らない方がいいかも。

天ぷら油の匂いがついちゃうので・・・  (アメリカ)


天ぷらもおいしく、スタッフも親切。メニューも英語版があり、

天ぷらの食べ方も解説されていてよかった。(オーストラリア)


カウンターで料理しているのを見ながら、シェフと会話

出来たのは貴重。天ぷらはもちろんおいしかった!(アメリカ)

 

などなど。

 

確かに店員さんも英語に慣れており、

たどたどしくも、英語で素材の話や食べ方について、

外国人の方とやりとりしていました。

 

外国人の評価の中には、天ぷらの食べ方を

まとめたツールがあり、それもよかった、

という声が多々ありました。

こんな感じのものです。(写真の1と2です)

http://goo.gl/Gm7vNE

確かに初めての方には難しいと思うので、

こういうのは役立ちますよね。

 


あと、3番目の写真はつな八のコースメニュー。

3つのコースメニューが写真付きで掲載されています。

これだけ見ると写真もついてていいな!と

思うのですが、これちょっと改善すると

売上が結構上がるんじゃない!と思ったので、

シェアしますね。

 

 

実はつな八にはコースは5つあります。

この右側に2つ。より高いコースがあります。

ただ、そこには写真はついてません。

文字と金額のみ。

 

これ、でも5つのコースを写真入りで

見せたらどうでしょう?

 

外国人の方には文字で説明するより写真で

伝えた方が明らかにわかりやすいです。


皆さんが言葉の通じない海外で食事をオーダー

するときもそうですよね?写真を頼りに

オーダーしますよね。

 

ちなみに、3つのコースメニューで一番

売れるのは

ちょうど中間の価格帯の上天麩羅膳とのこと。


3つの選択肢があると真ん中を選ぶのは

日本人も外国人もある程度共通ですよね?

 

余談ですが、よくやまとごころセミナーで

ご一緒させて頂くインバウンドの販売接客の

プロであるレジャーサービス研究所の

斉藤さんはよく、こう言っています。

 


中国人にモノを販売する際は、

3つの選択肢(価格帯)を見せるべき。

中国人はメンツがあるので、

一番高いものを買う

 


これ、面白いですよね。

 

さて、話は戻りますが、

5つのコースをすべて写真入りで見せると、

確実に売上伸びそうですよね。

 

そこで、実際に店員さんに聞きました。

なぜ、そうしないか?と。

すると、

より高いメニューは旬な食材を使うためよく変わる。

なので、写真入りメニューにできない。

と。

 

皆さんどう思いますか?

 

僕なら、

ちゃんとした製本されたメニューでなくとも

1枚の紙で写真入りのメニューを作成し、

毎月変えるくらいでいいのでは?

と思います。

 


1日100名の外国人観光客が来店するとして、

仮に5つのメニューを写真付きで見せることで

単価が1000円あがると、1日10万。

それが月で300万、

年間で3600万の売上アップです。

複数店舗を展開するつな八なら、

もっと成果出るのでは?

 

最近思うのは、

外国人観光客は増加しているものの、

より一歩踏み込んで、彼らに対して

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商品やサービスの魅力を伝え、

値引きをせず、

高く(適正な値段で)買ってもらう。
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そのために、

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見せ方や説明の仕方などを磨く

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そういった姿勢がまだ少ないように

思います。

逆にそこに注力すればビジネスももっと

広がる可能性を秘めているかもしれません。


本日はここまで!

(あっ、「つな八」オススメですので是非!)


村山慶輔

追伸:

説明が漏れてましたが、見て頂いた写真の4つ目は

てんぷらアイスです。外国人に超人気だそうです。

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