インバウンド受入環境整備にクラウドファウンディングを生かす！

おはようございます。

やまとごころの村山です。
先週、次のようなニュースが発表
されました。

国際観光ホテル制度の改善勧告
総務省　事業者７割「利点なし」
http://goo.gl/ZGuOQf

国際観光ホテル制度に関して、
外国人利用が多い施設の約７割が
「宿泊客が増えるメリットはない」
とのことです。

そもそも外国人観光客に聞いても
この制度を知らない方が９割近い
ようです。

制度の基準もそうですが、それを
いかに発信していくか？、また、
どういう頻度でチェックし、改善
に繋げていくかを最初の計画時点
で盛り込む必要がありそうです。

似たような課題は多々ありそう
ですが、少しずつインバウンド受入
のインフラを整備していくことが
今後のオリンピックに向け不可欠
ですね。



さて、

クラウドファンディング

を皆さんご存知でしょうか？


やりたいこと、それに必要な資金を
明確にし、それをクラウドファンディング
と呼ばれるサイトに掲載し、共感する人に
小口出資を募る仕組みです。

代表的なサイトとしては、

「Just Giving Japan」
「READY FOR?」
「CAMPFIRE」

など流通総額が数億超えの
プラットフォームが複数存在します。

昨年、鎌倉市ではクラウドファンディング
を活用して観光施設整備資金調達を実施。
日本の地方自治体の取組みとしては初。

詳細はこちら
http://goo.gl/xy4BSO

概要をまとめると、

地域で要望の多い１０カ所に観光ルート板
を新設。ルート板を設置するには１基につき
約１０万円の費用が必要。
そこで一口１万円として寄付を募り、
寄付した方の名前をルート板に刻むという企画。

募集したページはこちら
http://goo.gl/lpmgUW

結果としては、

━━━━━━━━━━━━━━
１００人の寄付者を２２日間
━━━━━━━━━━━━━━

で集めました。

素晴らしいですよね。

こういった取組みは、地域でやろうとすると
自治体の予算、観光協会等の予算で実施する
ことが一般的です。

それをクラウドファウンディングという
仕組みを活用することで、より幅広い
鎌倉ファンの方からその資金を集め、実行に
移すことに成功しました。

この仕組みは、皆さんのインバウンドの
取組みにおいても使えないですか？

インバウンドにおいて取組みたい
プロジェクトがあるが、原資がない。
そういった時にこの仕組みを活用してみる
ことも検討してはいかがでしょうか？

インバウンドのキーワードは、

━━━━━━━━━━━━━━
連携
━━━━━━━━━━━━━━

です。

その連携を地域を超え加速する
プラットフォームがまさにこの
クラウドファウンディングだと思います。

是非、検討してみてください！

本日はここまで！

村山慶輔
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