受入体制強化では外国人観光客は集客できない
こんばんは。
やまとごころの村山です。
今日は大津にある
JIAM 全国市町村国際文化研修所
にて、講演をさせて頂きました。
http://goo.gl/lwheEp
コーディネイターの山田桂一郎さんを始め、
素敵な講師陣の皆さんと一緒のセミナーで
私自身非常に勉強になりました。
山田佳一郎さんとはやまとごころの
トップインタビューで数年前に取材させて
頂いて以来、接点を頂いており、いつも
刺激を頂いています。
ちなみにこのインタビューは何度読んでも
気付きのある濃い内容なので、是非、
皆さんにも読んで頂きたいです。
http://goo.gl/5g82UV
インバウンドのマーケティングを学ぶ上で
沢山のヒントが詰まっていますので!
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<今日のピックアップニュース>
訪日FITの旅行先「行きたい」と「行きやすい」に強い相関
-JTBF調査
出典:トラベルビジョン
日本交通公社(JTBF)がこの夏に調査した
訪日に関する調査結果が紹介されています。
地方への興味の高まりがわかる結果となって
おり、今後の観光客の動向を知る上での参考に
なりそうです。
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さて、本日のテーマは、
受入体制強化では外国人観光客は集客できない
です。
最近、色んな企業さん、自治体さんと
お話をさせて頂くケースが増えてきてますし、
今日のセミナーでも、
受入体制が整わないと・・・
多言語の看板や通訳ガイドを手配しないと・・・
Wifiを用意しないと・・・
ハラル対応しないと・・・
ということで、まだ外国人観光客を集客
する前に、受入体制を考えすぎ、動けない・・・
というケースがあります。
また、上記のような受入環境は整えたけど、
実際には集客には繋がらなかった?という
ことも多々あります。
もちろん、受入環境整備も重要ですが、
さらに重要なのは、
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なぜ、みなさんの地域・企業で外国人観光客
を呼び込みたいのか?
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を明確にすること。
その上で、
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何を、どんな方々に対して訴求していくのか?
そのターゲット層に快適な旅行体験をしてもらう
ためにはどの程度の環境整備が必要のなのか?
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ということを突き詰めて考えることが重要です。
例えば、ある地方で多言語対応した
看板、標識がありすぎると、興ざめする
外国人観光客ももいるでしょう。
そこまで地方に求めていない・・・
という意見もあったりします。
言葉が通じないからこそアドベンチャー!
というような方も中にはいますよね。
あと、ハラルやWifi、そして、免税店になる
ことなど最近話題の環境整備が色々あります。
ただ、これらを導入するだけでは、外国人観光客
は恐らく来ないでしょう。
重要なのは、
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まずは外国人観光客が求める受入環境の
一般的な情報を収集すること。
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その上で、
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自分達の戦略・戦術を踏まえた上で、
どこまでの対応が必要か?を検討・決定していく
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ことではないでしょうか?
是非、皆さんも検討してみてください。
本日はここまで。
村山慶輔
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<お知らせ>
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第7回:11月10日(月)18:30-20:30(残席11席)
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