村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

求められる外国人観光案内所とは?

おはようございます。
やまとごころの村山です。

今週19日(水)に大正大学の
「キャリア育成特設講座」
で講演させて頂きます。

学生向けにインバウンドの講座は
過去数回対応させて頂いたことは
ありますが、自分のキャリアについてお話する
ことはなかったのでとても楽しみにしています。

自分がなぜ、大学から海外へ留学したか?
なぜ、やまとごころというインバウンドの
事業を展開しているのか?、改めて自分に
問いかけながら、講演内容を考えています。
なかなかこういう機会はないので本当に感謝です。

聞いてくれる学生にインバウンドの
キャリアも面白そう!と思ってもらえるよう
頑張りたいと思います。


さて、本日のテーマは、

求められる外国人観光案内所とは?

です。

皆さん、現在日本に
JNTO認定外国人観光案内所
はどれくらいあるか分かりますか?


答えは


365施設


です。


↓「JNTO認定外国人観光案内所」一覧表
http://goo.gl/lCXRTm


その中で最上位になるカテゴリー3施設は
7件という状況です。

ちなみに、カテゴリー3の定義は以下の通り。

常時英語による対応が可能。その上で、
英語を除く2以上の言語での案内が常時可能な
体制がある。全国レベルの観光案内を提供。
原則年中無休。Wi-Fi あり。ゲートウェイや
外国人来訪者の多い立地。



で、皆さんにさらに質問です。

ネットが普及し、スマートフォンから
情報収集が容易になったこのご時世で、
どういう理由で外国人観光客が観光案内所
に足を運ぶと思いますか?


質問を変えます。


今後、観光案内所が外国人観光客にとって
有益なものであるためには何が必要になる
でしょうか?


ちょっと考えてみてください。



色んな答えがあると思いますが私は、

━━━━━━━━━━━━━━
そこでしか得られない情報・体験がある
━━━━━━━━━━━━━━

だと考えています。


ネットやスマートフォンで収集できる
ものであれば、わざわざ観光案内所に
足を運ぶ必要はありません。

観光案内所のコンシェルジュの案内に
よって、ネットやガイドブックでは
収集できなかった情報に出会い、実際に
勧められた場所に行って本当によかった・・・
こうした体験を提供できることが、その
観光案内所の付加価値になるのでは
ないでしょうか?

マニュアルに沿った、あるいは、
ありきたりのコンシェルジュは今後は
不要になっていくでしょう。
一方、知識と自分の思い(相手の立場に
立ったオススメ)があるコンシェルジュ
が今後は不可欠で、そういう人材が
揃えられるかが観光案内所の成否のカギを
握るのではないかと思います。

コンシェルジュ中心の話になりましたが、
それ以外にも、その観光案内所にしかない
イベント、そこでしか手に入らないチケット・
サービスを提供するなど、付加価値の
付け方はまだまだ沢山ありますよね。

この点については是非皆さんにも考えて
みて頂ければと思います!

皆さんは

どんな観光案内所が今後求められる

と思いますか?

本日はここまで。

村山慶輔

Ps.
皆さんが国内外で足を運んだ観光案内所で
一番よかった!というものがあれば、是非
教えてください!このメールに返信頂けますと
幸いです!

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