村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

訪日観光客 1100万人越え達成。今年はどこまで増えるのか?

こんにちは。
やまとごころの村山です。

お伝えしていましたが、昨日は大正大学で講演。
なんとか無事終了しました。
自分のキャリアの棚卸の機会は貴重でした。
学生は40名くらいだったのですが、この中から
インバウンドに興味をもった方も結構いたようで
良かったです。
また、こういう機会があれば是非学生とも接点を
広げていければと思っています!


さて、本日のテーマは、
訪日観光客 1100万人越え達成。今年はどこまで増えるのか?
です。

昨日、日本政府が今年の1月~10月の訪日客数を
発表しました。
今日はその内容がテレビ・新聞などの各メディア
に取り上げられていました。

東京オリンピック決定以前は
これほどインバウンドがメディアに取り上げられる
ことは少なかったのですが、特に最近はヤフーの
トップニュースに掲載されたり、各種メディアでも
主要なポジションを取りつつあります。

先日、ある大手新聞社の方と話をしたのですが、
インバウンドほど明るい話がある業界がないので、
社としてこの分野にに注目しているとのこと。
やまとごころ的にはこのようにインバウンドが
主要メディアに取り上げられることで、
インバウンドの啓蒙・啓発に繋がるので非常に
いいことだと思っています。

今までインバウンドは他人事、自分の事業とは
全く関係ないと思っていた経営者や幹部の方が
こういう動きを知ることで新規でマーケットに
参入していくケースも増えると思います。
その過程で優秀な人材もこの市場に増えることに
なり、業界自体が活性化していくでしょう。

話を戻しますが、今年は10カ月間で既に
1100万人を達成。
伸び率でいうと、27.1%です。


昨年の1036万人にこの伸び率を掛けると、

1317万人

です。

1300万人が視野に入ってきました。
これが達成されると本当に大きな前進に
なりますね。


ちなみに今年10カ月間の国別トップ5は
・台湾 238万人(26.4%)
・韓国 224万人(6.8%)
・中国 201万人(80.3%)
・米国 74万人(11.9%)
・香港 73万人(20.2%)
となります。

台湾が韓国を抜いてトップになった点、
そして、中国の伸び率が圧倒的に高く
200万人を突破した点が、昨年からの
大きな動きになります。

年末に近づき、年度末の施策の追い込み、
そして、来年度の計画の具体化に取り組む
企業・自治体の方も多いと思いますが、
このマーケットの動きも踏まえ、インバウンド
の取り組みをかじ取りを検討してみてください。

↓JNTO発表のデータはこちら
http://goo.gl/JkbKAJ

本日はここまで。

村山慶輔

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