訪日客1100万人達成した今、注力すべきことは？

こんばんは。

やまとごころの村山です。
先日、観光庁から全国の免税店数の発表が
ありました。

10月1日現在の全国の免税店数は合計で9,361店。
なんと半年間で 3,584店も増加しました。
観光庁は10,000店という目標を設定していましたが、
非常に早いペースで達成しそうです。

ちなみに、都道府県別の免税店数も出ているのですが、
伸び率トップ３は以下になります。

1位：岩手県
2件　→　18件（900%）

2位：和歌山県
8件　→　66件（825%）

3位：島根県
1件　→　6件（600%）

伸び率もそもそもの数にもかなり依存するのですが、
店舗数を勘案すると和歌山県の伸びが際立っていますね。

皆さんの都道府県はどうでしょうか？
是非チェックしてみてください。

↓詳細はこちら
http://goo.gl/Lovsno

あと、免税店に興味ある方は以下も併せて
ご覧ください。

免税店になるメリットとは？
http://goo.gl/HtseNj

免税店になった、その後は？
http://goo.gl/6LPZOA

受入体制強化では外国人観光客は集客できない
http://goo.gl/KtpdWD

さて、本日のテーマは、

1100万人達成した今、注力すべきことは？

です。

昨日のメルマガでは、
今年1月～10月で1100万人を達成し、
今年は1300万人を超える見通し
であることをお伝えしました。

さらに2000万人、3000万人に向けて取り組んで
いく中で重要だと思うのは、

━━━━━━━━━━━━━━
外国人観光客の満足度を上げる取り組み
━━━━━━━━━━━━━━

です。

今、東京オリンピック、東京オリンピック
と騒がれていますが、2020年に開催される
東京オリンピックのために、今、日本を訪れる
外国人観光客はいないでしょう。

今の増加の大きな要因として、ビザの緩和、
そして、急速に進む円安があるのは間違いないと
思います。

日本に足を運びやすくなっている今、
我々が注力すべきなのは、

━━━━━━━━━━━━━━
今日本に来ている外国人観光客に
満足してもらうこと
━━━━━━━━━━━━━━

です。

その結果が口コミに繋がり、
日本へのリピートにも繋がるはずです。

先日、東京の蔵前にあるゲストハウス「nui.」を
運営する本間さん（社長）とお会いしました。

稼働率も非常に高く、今はお客様を残念ながら
お断りすることも・・・との状況。

本間さんは、広告費も使わず自社サイトで
大半の予約を獲得しています。

話をしていても本間さんの意識は「集客」ではなく、
今、宿泊しているゲストにいかに満足してもらうか？
の１点です。

彼らが
・快適に過ごせる空間、
・かっこいいと思ってくる空間、
・リピートしたいと思う空間
を作ることに注力しています。

他にもインバウンドで成功している施設を見ても、
同様に外国人観光客の満足度に意識をおいた経営を
しています。

最近、様々なメディアでインバウンドが
取り上げられる中、どうしても数や売上ばかりに
目がいってしまいます。

ただ、一度立ち止まって

━━━━━━━━━━━━━━
外国人観光客の満足度をいかに上げるか？
━━━━━━━━━━━━━━

を検討してみることをオススメします。

その取り組みが、皆さんの企業や地域の
本当の魅力になり、5年後の東京オリンピックの
時点で終わりではなく、より長いスパンで
外国人観光客を惹きつける原動力になる
のではないでしょうか？

本日はここまで。素敵な週末を！

村山慶輔

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