村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

自分だけが儲けない

こんばんは。
やまとごころの村山です。

今週も本当にあっという間です。
一昨日の4月1日に発信したメルマガ
「やまとごころハウスを創りたい」
http://goo.gl/s6yGGg
にたくさんのお返事を頂きありがとうございました!

かつてない多くのご連絡に非常にうれしく思います。
是非、実現に向け頑張っていきたいと思いますので、
引き続きよろしくお願いいたします!

あと、本日やまとごころ勉強会の告知を開始しました。
日程は4月17日(金)の17時半から。
今回はJNTO海外プロモーション部の亀山部長に
今年度のインバウンドの取り組みついて色々お話を
伺います。私もコーディネイター役として、皆さんに
参考になるものをお届けできれば幸いです。

↓第34回やまとごころ勉強会概要
http://goo.gl/TbZDJ8


さて、本日のテーマは

自分だけが儲けない

です。

インバウンドに取組む事業者さんと日々接点を
頂いていて重要だと実感するのが

自分だけが儲けない

という点です。

先日、東京観光財団のアジアセールス委員会で
セミナーを開催しました。

その中で京急電鉄さんのお話が特に印象的でした。
まず、台湾の鉄道会社さんと相互の提携を行っています。
具体的には相互の鉄道のPRを行ったり、台鉄の駅弁を
日本側で販売したり、様々な連携を今後も図っていくとのこと。

この「ツーウェイツーリズム」の取り組みは非常に
素晴らしいのですが、さらに彼らのあるスタンスに驚きました。

それは、

3社間提携、4社間提携

というもの。

京急電鉄さんが台湾の鉄道と相互PRを実施しているのと
同じように他の電鉄グループも同じ取り組みを初めているようです



であれば、3社で組めばいいのではないか?


というスタンスで競合他社が海外の鉄道と組んで
サービスを提供しているにも関わらず、さらに3社、4社の提携も
ウェルカムという非常にフラットな姿勢で取り込むと
おっしゃっていました。


通常であれば、独占したいという気持ちがでますが、
京急電鉄さんのスタンスは、さらに他社さんも巻き込んで
3社、4社、さらにはもっと多くの事業者で連携し、
大きな面で地域を売っていくというもの。
非常に素晴らしいスタンスだと感じました!


今日は是非、皆さんに

自分だけが儲けない

というスタンスで、
どんなビジネスパートナーと組めるか?
組んだ後のお互いのメリットはどうなるのか?
などより大きな視点で探ってみてください。

何か新しい気づきがあるかもしれません!

本日はここまで。よい週末を!

村山慶輔

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http://goo.gl/uYww5C
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