村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

宿泊施設に見る環境の変化(前半)

<今日のインバウンドアクション>
自社のターゲット市場の大型連休を把握する
*大型連休を使って訪日旅行する方が多いので
 そのタイミングを把握し、逆算してプロモーションする

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おはようございます。
やまとごころの村山です。

来週は、月・火の二日間福岡出張。
福岡は個人的にとても好きなので楽しみです。

何度かご案内しましたが、
今月の第36回やまとごころ勉強会は、
共栄大学、客員教授の鈴木勝氏にご登壇頂きます!

やまとごころ勉強会には2回目の講演となりますが、
今回のテーマは「スイス」。

観光先進国であるスイスの取り組み事例を
ふんだんにご紹介頂きます。実際に現場を回って
聞いたこと、見たこと、感じたことを写真なども
交えリアルな話をして頂く予定です!

キーワードは、

「地域分散型誘致」
「外国人目線」
「広域・異業種連携」

です。

残席も少なくなってきましたので、
ご興味ある方はお早目に!

↓詳細・お申込みはこちら
http://www.yamatogokoro.jp/workshop/20150615/

ちなみに今回もライブ配信もする予定です。
地方からの参加も歓迎です!

↓ライブ配信のお申込みはこちら
https://yamatogokoro-ac.lms-l.jp/class/business/suzuki_masaru/00000010.php



さて、本日のテーマは

宿泊施設に見る環境の変化

です。


いま、インバウンド市場が激変しています。

今日は宿泊業をメインに少し触れたいと思います。

ざっと挙げると以下のような動きがあると感じています。

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①二極化
 →部屋がない都市・観光地 vs 部屋がある郊外エリア

②LCC等の航空便の増加
 →空港送迎、チェックイン時間の柔軟さが求められる

③選択肢の拡大
 →ゲストハウス、特区制度

④外国人観光客増加による軋轢
 →マナー問題、言語対応、日本人とのバランス

⑤宿から情報発信拠点へ
 →求められるコンシェルジュ機能
 →近隣施設・観光協会・行政との連携も重要
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①の二極化については日々メディアでも
取り上げられますが、都市・観光地の宿泊施設の
稼働率が高く、部屋が取れない、
そんな現状が続いています。

外国人観光客の勢いも円安(124円)もさらに後押しし、
通年化の傾向にあります。一方で、郊外や地方の宿も
全て埋まっているか?というとそうではない。

つまり、二極化してきています。

まさに今後の課題は「地方創生」、地方へもっと
観光客が足を運ぶような仕組み・流れの構築が
求められています。


②のLCC等の航空便の増加については、
特に関空の話題でよくメディアにもあがっていますが、
深夜便の到着後の市内への接続便、また、彼らを
受け入れる宿泊施設にも変化が求めれています。

ホテルから空港まで送迎バスを出す、あるいは、
アーリーチェックインサービスを提供する。
LCCによって変わった旅行者の

「時間軸」

を踏まえた対応が今後重要になってくるでしょう。

③~⑤についてはまた明日触れますね!

本日はここまで!

村山慶輔

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<お知らせ>
☆インバウンドビジネス入門セミナー
 第14回7月17日(金)18:30~20:30
 第15回8月19日(水)18:30~20:30
 
http://www.yamatogokoro.jp/workshop/inboundbasic/

☆第36回やまとごころ勉強会
 6月15日(月) 15:00~17:00
 「観光立国スイスに学ぶ、インバウンドビジネス戦略」
 
http://www.yamatogokoro.jp/workshop/20150615/

☆第6回インバウンドビジネス基礎講座
 7月6日(月)、7日(火)
 準備でき次第募集を開始します!

☆今後の講演スケジュールはこちら
 
http://www.yamatogokoro.jp/consulting/seminar/
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