村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

増加するクルーズ船に思う

<今日のインバウンドアクション>
今、外国人観光客に人気の商品、観光スポット
について、その人気の理由を掘り下げて探ってみる

------------------------------
-------------

こんばんは。
やまとごころの村山です。

先日、やまとごころ通信でも案内を開始しましたが
第6回インバウンドビジネス基礎講座を
来月7月6日、7日の二日間にかけて開催します!

今回から東京観光財団と共催での開催となり、
よりパワーアップして進めていきます!

過去5回開催しておりますが、毎回満席となる
人気講座。2日間で様々な観点からインバウンドの
全体像を学んで頂くプログラムになっています。

私自身も二日間丸々このセミナーで
コーディネイターも務めますので、参加者の
皆さんには休み時間や懇親会も含め、全力で
サポートしていきます!

いつも開催前に満席となるケースが多いので
ご興味ある方はお早目にお申込みください!

↓詳細、お申込みはこちらへ
http://www.yamatogokoro.jp/workshop/20150706/


さて、本日のテーマは

増加するクルーズ船に思う

です。

先日、福岡に行って来たことはこのメルマガで
何度か皆さんにお伝えしました。

福岡には昨年100隻以上のクルーズ船が
やってきています。

クルーズ船も大きいものでは約3000人乗り。
基本、上海、済州、博多の3カ所を寄港地に
4泊5日程度で4~5万程度が相場となります。
かなり安い料金で販売されており、上海側での
需要はものすごいものがあるとのこと。
需要に供給側が間に合ってない・・・そんな
状況が続いているようです。

また、1隻にこれくらいの人数が乗っていると
港についてからのバスの手配も大変です。
相当な数のバスが必要ですし、飲食店、そして、
訪問する施設においても駐車場の有無含め、
対応できるところが限定されてしまいます。

結果何が起きるのか?

特定のルートに集中してしまうのです。

つまり、観光スポット、商業施設、飲食店など
ルートがある程度決まり、一部の企業にのみ、
その大きなインバウンド需要が落ちることに
なる傾向があります。

そんな中、クルーズで来る観光客の中には

・日本人ともっと交流したかった
・日本人が行くところにもっと行きたかった

という声を上げる方もいます。


今後も増えゆくクルーズ船ツアー。

そのツアーに参加した人の満足度こそが
今後日本へリピートしてくれるかのカギになります。

クルーズ船ツアーの在り方、販売方法、
受入れ環境整備などトータルで検討し、
その改善を常に図っていくことが本質ではないでしょうか。

今後の動きに注目していきたいと思います!

本日はここまで!

村山慶輔

------------------------------
-------------
<お知らせ>
☆インバウンドビジネス入門セミナー
 第14回7月17日(金)18:30~20:30
 第15回8月19日(水)18:30~20:30
 
http://www.yamatogokoro.jp/workshop/inboundbasic/

☆第36回やまとごころ勉強会
 6月15日(月) 15:00~17:00
 「観光立国スイスに学ぶ、インバウンドビジネス戦略」
 
http://www.yamatogokoro.jp/workshop/20150615/

☆第37回やまとごころ勉強会
 7月3日(金) 15:00~17:00
 「地域の「ありのまま」で世界を魅了する、
地域活性化成功の秘訣を学ぶ」
 
http://www.yamatogokoro.jp/workshop/20150703/

☆第6回インバウンドビジネス基礎講座
 7月6日(月)、7日(火)
 
http://www.yamatogokoro.jp/workshop/20150706/

☆今後の講演スケジュールはこちら
 
http://www.yamatogokoro.jp/consulting/seminar/
-------------------------------------------