村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

インバウンドに対する意識の差 

<今日のインバウンドアクション>
自社や自分の地域に近い、
等身大のインバウンド事例を探してみる

*国内外を探せば近い事例が必ずあるはず!
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やまとごころの村山@札幌に着いたところです。

昨晩は和歌山の大学、行政、民間など様々な方と
一緒に懇親会。
現場の課題や今後の連携などについて
お話ができ、非常に有意義でした。

今後もこういった大学や学生と
接する場をやまとごころとしてもどんどん
広げていきたいと思っています。


さて、本日のテーマは、

インバウンドに対する意識の差

です。

今年に入って色んな地域へ足を運び、
インバウンドの取組みについて話をすることが
増えています。

そんな中で感じるのは、それぞれの地域における

インバウンドに対する意識の差

です。

もちろん、講演に参加してくださる方は
意識が高く、何とかインバウンドに取組みたい
成果を出したいという方が中心なのですが、
実際に地域での取組みを進めていくには講演に
参加していない方々をどう巻き込むか?
どう動いてもらうかにかかっています。
そういう方に限って、その地域において
影響力をもっていたりするので。

そこで重要だと思うのが、

まずは、なぜインバウンドが必要なのか?

をその地域においてしっかり考え、
それを浸透させていく必要があります。

意識の低い方の傾向としては、

インバウンドをやらなくても食っていける

ということがあります。

例えば、地元の商店街で店舗を経営しており、
土地は持っているし、売上をそこまで上げなく
ても食っていける。
わざわざ外国人対応に力を入れなくてもいい。
というようなところも多い印象があります。
そういう方の意識を変えるのは正直なかなか
難しいでしょう。世代交代があるまで
変わらないかもしれません。

それよりも重要なのは、

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意識の高い方と共にインバウンドを推進し、
成果を出していくこと
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外国人観光客の流れができ、実際に潤う
店舗や地域が出てくると、間違いなく多くの
方が注目し、そして、やりたいという方々が
増えるでしょう。

行政であれば公平性が求められますが、
それでも何かの取組みをする際に公募したり
する中で自然と意識の高い方々が浮かび
あがってくると思いますし、その方々を
支援していくことが有効だと考えています。

また、そこで作りだした成功事例を
しっかりと広げていく、そのための会合も
継続的に開催しながら、地域の意識醸成に
取り組んでいく。

こんな取組みが重要なのではないでしょうか?

今回は地域をベースに話をしましたが、
これは企業においても同様です。

是非、皆さんの企業や地域で

インバウンドに対する意識の差

を埋めていくにはどうすればよいか?
是非検討してみてください。

本日はここまで。

村山慶輔

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 第19回 12月 1日(火) 18:30-20:30
 
http://www.yamatogokoro.jp/workshop/inboundbasic/

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 インバウンドクリエイティブの落とし穴
 ~訪日外国人向け広告宣伝の成功・失敗事例~(仮)
 【日時】2015年11月24日(火) 15:00~
 
http://www.yamatogokoro-ac.jp/program/20151124/

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  2016年1月18日(月)~19日(火)
 *日程は確定。準備でき次第募集開始します。

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http://www.yamatogokoro.jp/consulting/seminar/
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