村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

日本語学習者はインバウンドの強い味方

<今日のインバウンドアクション>

駅にある観光インフォメーションで、
何語で対応することが多いか聞いてみる

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やまとごころの村山@沖縄です。

先週は、イギリスのEU離脱という
大きな動きがありました。
色んなことを考えさせられる歴史的な動き
でしたが、これが我々のインバウンドに与える
影響も少なからずあるでしょう。
為替の変動(円高)や経済不安や不振など
日本への渡航者数と消費額にも影響が出る
可能性はあるでしょう。
直近の変化に注目しつつも、中長期的な
視点でしっかり見ていくことが大切ですね。

さて、本日のテーマは、

日本語学習者はインバウンドの強い味方

です。

週末の土曜日に大学の同窓会の総会がありました。
年代も20代~70代まで様々な方が参加していました。
そこでインバウンドの講演をする貴重な機会を頂き、
その後交流会へ。
交流会で印象的だったのが母校(アメリカの大学)で
日本語を教えている現役の先生との話です。

大学で日本語を勉強している学生を指導している
のですが、アメリカ人が半分、残り半分はアジア人
彼らの中には卒業後日本へ来たり、日本関連の仕事を
している方が多いようです。

学生時代の教え子も何名か同窓会に参加しており、
実際話をしてみると、日本語が流暢なのでびっくり。
その中の1人は外資系金融の会社で勤務しているのですが、
日本に来たばかりで、日本語を日本では過去に勉強した
ことはなく、現地の大学のクラスで学んだだけだそうです。
ビジネスレベルの日本語をほぼ完璧に理解していたので
本当にすごいなと感心しました。

話は変わりますが、国際交流基金が2012年に実施した
世界の日本語学習者数は399万人だそうです。
この方々は我々日本にとって非常に重要なリソースであり、
インバウンドの側面でどんなことができるか?を
検討していくことで有効な打ち手に繋がるかもしれません。

ぜひ、みなさんも検討してみてください。

本日はここまで。

村山慶輔

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