観光交流でインバウンドを加速させる！

おはようございます。

やまとごころの村山です。
今日から8月ですね！今年も残り5か月。
頑張っていきたいと思います！

さて、昨日観光庁が

「訪日外国人消費動向調査 平成26年4-6月期」

を発表しました。

ポイントをいくつかご紹介しますね。

・訪日外国人による旅行消費額は
  2期連続で過去最高を記録
・訪日外国人一人当たりの旅行支出は
  143,942円
　前年同期（136,151円）比5.7%増加。
・訪日外国人の旅行消費額は4,874億円。
　前年同期（3,675億円）比32.6%増加。

ちなみに、中国からの観光客は過去最高
ペースであり、1人当たり支出も群を抜く
高さから、全体の消費額の23.1%を中国人
観光客が占めている状況です。

10月から免税の法改正もあり、ますます
外国人観光客による消費が活発になり
そうですね！

↓詳細はこちらを参考にしてください。
http://goo.gl/gKdJ47


さて、以前、このメルマガで
ツーウェイツーリズムの重要性
というテーマについて書きました。

http://goo.gl/l1RW2e

今日は、そのツーウェイツーリズムの
事例をご紹介します。

2013年4月に江ノ島電鉄（江ノ電）は、
台湾平渓線を運営する台湾鉄路管理局
と観光連携協定を締結し、相互の
プロモーションを開始しました。

鉄道会社が乗車券交流キャンペーン
を国・地域をまたいで実施したのです。

概要を紹介すると、
使用済みの江ノ電の江ノ電一日乗車券を
台湾側で提示すると平渓線一日周遊券
と無料交換でき、逆に、使用済みの
平渓線一日周遊券を日本側で提示すると
江ノ電一日乗車券に交換できるというもの。

具体的に知りたい方はこちら
http://goo.gl/ofDZmh

で、結果としては、
2013年5月1日より乗車券の交流を開始し
2014年3月31日までの間、4327名の利用者
があり、具体的な観光交流に繋がっている
とのこと。

特に日本では4074名の方が引き換えに実際
に来ており、江ノ電の担当の方によると、
鎌倉高校前のホームに平日の日中、台湾の方が
数多くいる光景を見ることが増え、現場でも
その効果を実感されているようです。


この乗車券交流を実施した江ノ電は、
観光交流に具体的に寄与した取り組みとして
台湾観光局から観光貢献賞を受賞するなど、
現地からも注目を集めています。

そして、江ノ電は更なる取組みとして、
2014年7月23日に台湾観光局と神奈川県
観光協会、チャイナ・エアラインとの4社間で
台湾と神奈川における観光プロモーション
協定を締結。

平渓線との乗車券交流促進を目指した
双方観光地としての魅力を発信するために、
電車と羽田線のバスにラッピングを施した
車両を運行を開始しています。


面白い取組みだと思いませんか？

ツーウェイツーリズムは、

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インバウンドとアウトバウンドの
市場拡大が観光産業の発展に繋がる
━━━━━━━━━━━━━━

ということ。

今回の事例はまさにこれを体現
している取組みと言えるでしょう。

電鉄会社だから出来るんじゃないの？
と捉えず、是非、皆さんの地域や
施設に置き換えて、この事例を参考に

━━━━━━━━━━━━━━
観光交流でインバウンドを加速できないか？
━━━━━━━━━━━━━━

考えてみてください。

本日はここまで！良い週末を！

村山慶輔
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