村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

インバウンド事業を支える両輪は?

おはようございます。
やまとごころの村山です。

昨日は第33回やまとごころ勉強会、交流会
を開催しました。本当に多くの方に参加頂き
感謝しています。

参加者の中には東北や関西の方、そして、
久々にお会いする方もたくさんいらっしゃり、
とても嬉しく思いました。

交流会においても、はじめて出会う方々も
積極的に名刺交換、情報交換をされ、新たな
ビジネスに繋がるような場面をたくさん見る
ことが出来ました。

僕自身も一緒に仕事させて頂けそうな方々
との出会いもあり、有意義でした。

交流会の挨拶でもお伝えしたのですが、

「連携」

がインバウンドのキーワードだと思っています。


以前、やまとごころ通信でも

「インバウンド飲み会」

を全国で開催していきたい!と少しですが、
発信したところ、北海道、九州、関西から
やりたい!という熱いメッセージを頂きました。

そういう方々と一緒に全国各地で
「連携」
を広げる場を作っていきたい、と思っています。



さて、今日はある
インバウンドベンチャー起業家を
ご紹介します。

このベンチャー起業家は、役人を長年経験
した後、日本文化を外国人観光客に体験して
もらうNPO法人を設立。さらに、インバウンド
に特化した旅行会社を立ち上げるなど、
異色の起業家です。

その起業家は、
NPO法人日本文化体験交流塾 理事長
True Japan Tour株式会社 CEO
米原亮三氏です。
(僕もやまとごころを立ち上げる前くらい
 から接点を頂いているので、「米原さん」
 と呼ばせて頂きます)

米原さんは東京都の役人を早期退職し、
その後、日本文化体験交流塾(IJCEE)を
立ち上げました。

IJCEEは毎年事業を拡大しているのですが、
その源泉は、

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文化体験事業と研修事業の両立
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です。

外国人観光客に文化体験をしてもらう
事業だけではなかなか安定しない。
そうするとNPOでも継続が難しい。

そこで研修事業ということで、
文化体験でガイドすることができる
ガイドの育成をする事業。こちらは
年間通じて一定の需要がある。

この2つの事業を両立させることで、
このNPOを成長させてきました。

このビジネスの考え方は素晴らしい
と思います。
本丸の文化体験事業に特化したいと
思う気持ちもあったと思いますが、
それだけではバランスが取れない。
そのため、本丸の事業を支える人材
育成の仕組みを用意することで、
全体としてバランスをとる。

インバウンドに取組む皆さんにおいても、

・今、収益を出す部分



・将来の種まき

が重要だと思っています。


色々とマスコミがインバウンドを
取り上げ始めたりしているものの、
まだまだ市場規模が小さく、この
分野で大きく成功している企業も
少ないと感じています。

そういった中で、IJCEEのような
取組みは参考になるのではない
でしょうか?

今年に入り、米原さんは新たに
True Japanという会社と立ち上げました。

思いは、

「日本の本当の良い所、真の日本文化を
伝え、真実の日本を分かってもらえる旅行
をプロデュースする、そういうツアーを
作るための会社」

を目指して新たなステップを歩み始めて
います。

米原さんの取組みには僕自身非常に
刺激を受けていますし、50代後半から
全く新しいビジネスというフィールドに
転身し、自ら挑戦し続ける米原さんの
姿勢から学ぶことは多いのではないでしょうか?

↓インタビュー記事はこちら
http://goo.gl/RNl7MN

本日はここまで。

村山慶輔

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<お知らせ>
☆ホテル・旅館インバウンドセミナーズ2014
 2014年9月6日(土)
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☆第28回東京ビジネス・サミット
 「ジャパン・インバウンド・エキスポ」
 10月2日、3日 
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