モノからコトへ でも・・・
やまとごころの村山です。
今日は7月6日。7月に入ってからあっという間に時が
過ぎていきますね。
2020年東京オリンピック・パラリンピック開催が7月なので、
残すところほぼ丸3年。
これからさらに世の中、そして、インバウンドビジネスの
動きが加速しそうです。
ちなみに明日の七夕は八戸へ。
東北インアウトバウンド連合主催の
第5回東北インバウンドサミットに参加してきます。
http://www.tohoku-iou.or.jp/
東北六県で毎回場所を変えながら展開されるこのサミット。
東北のイベントですが、日本全国から熱い参加者が集います。
東京はもちろん、関西や九州からの参加者もいます。
なぜ、わざわざ八戸のインバウンドイベントに全国から
人が集まるのか?と考えると、私の個人的な見解では、
やはり「人」がキーワード。
この連合の幹部メンバーは東北だけにとどまらず日本全国で
活躍しており、
その結果、連合のこの人がやるなら、この人たちに会って刺激を
受けたいということで足を運んでいるのだと思います。
という私もその一人で、
一泊して、八戸をゆっくり視察しようと思っています。
おそらくまだ受け付けしていると思いますので、
興味ある方は是非足を運んでみてください。
http://www.tohoku-iou.or.jp/
さて、話は変わりますが、最近問い合わせが増えています。
どんな問い合わせかというと、
・インバウンドで新規事業をやりたい(大企業が中心)
・インバウンドで起業したい
など。
もちろん、新規事業や起業関連はこれまでも多かったのですが、
特に最近の問い合わせは本気度が高まっているように感じています
なかでも施設などハードを作る相談も多い印象です。
・インバウンド向けに観光案内所、文化体験施設を立ち上げたいが
どんなものがいいか?どうプロモーションしたらいいか?
などなど。
その際にみなさん一応におっしゃるのが、
モノからコトへ
外国人のニーズがシフトしているので、コト体験を提供したい。
どんなコト体験がウケるのか?
こんな感じです。
ただ、ここで一歩立ち止まって考えていただきたいのは、
コト体験、つまり、
外国人観光客の消費費目別割合で、コト消費に該当する「娯楽・
全体の3%ほど。「買い物」に使う割合は4割弱。
使う金額が全く違います。
コト消費だけにこだわると集客はできるかもしれませんが、
なかなか地域にお金が落ちないのです。もちろん、
提供すればいい、という考えもありますが、
さらに労働集約的になるでしょう。
言いたいことは、コト体験はあくまで呼び込むためのフックで、
最終的にはモノ(あるいは他の売りたいもの)
ということ。
例えば、
酒蔵を巡った後にお酒を買って帰ってもらう
さらにいうと
お酒を買ってもらい、口コミで広げてもらうために、
酒蔵めぐりの中でどんな説明、どんな体験を提供するか?
という発想が重要だと思います。
当たり前といえば、当たり前なのですが、
最近はメディアでもどこでも「モノからコトへ」、
だから「コト」を提供すればいいんだ・・・
という風潮になっているように感じており、
少しこんなことを書いてみました。
ということで、本日はここまで。
村山慶輔
Ps.
第57回やまとごころ勉強会の募集を開始しました。
テーマは「外国人インバウンド人材の活躍の秘訣」
ご興味ある方はお早めにお申し込みください。
是非、交流しましょう!
◆◆◆お申し込みはお早めに◆◆◆
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7月27日(木)18:30~
第57回やまとごころ勉強会
「外国人インバウンド人材の活躍の秘訣」
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2020年の東京五輪を控え、年々増加する訪日客。
国籍・習慣・宗教など客層が急速に多様化する中、
いかに柔軟かつ日本らしいおもてなしができる人材を
確保できるかが重要となっています。
そこで今回の勉強会には、
多数メディアでも注目されている、外国人の人材育成に
特化したNIPPONおもてなし専門学校の高山浩貴氏に
ご登壇いただきます。
累計約600名のインバウンド人材を育成・輩出して
きたからこそ分かる、おもてなし業界の最新事情、
外国人登用の成功事例、今後の展望などを伝授いただきます。
【日時】2017年7月27日(木)18:30~
【会場】LEAGUE YURAKUCHO
東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館ビル6階
【受講料】5,000円(交流会費込み)
【お申し込み・詳細】
http://www.yamatogokoro.jp/