中国人観光客の最新動向は？
こんにちは。
やまとごころの村山です。
最近、面白いことが色々起きているなと
感じています。
例えば、かなり前に知り合った方から
連絡があり、具体的に仕事をご一緒させて
頂くことが増えています。
以前は情報交換だけだったのが、
このインバウンドの市場の動きを受け、
話が具体的に動き始めているように思います。
また、同じように僕自身も以前から
繋がっていたのに、何もなかった方に
仕事の相談をすることが増えてきています。
東京オリンピック２０２０決定を境に
明らかに市場が活性化に向かっている、
そして、それが以前より数倍早く
なっていることを感じています。
これからが楽しみですね！
さて、先日、中国市場戦略研究所の
徐社長と打合せをしました。
久々でしたが、徐社長との打合せは
いつも盛り上がります。
というのもの、話がとてもお上手で、
面白いからです。
もちろん、内容も濃密です。
今日は少しその打合せの内容を
シェアしますね。
徐社長は春から、今年の夏には絶対に
中国人の観光客が「尖閣」前の
単月20万人を超えると予測を
されていたのですが、蓋をあけてみたら、
先月は28万人になりました。
ちなみに、徐社長は、
ずっと中国人観光客の動きをウォッチ
していますが、訪日中国人には
リピーター客が増えたり、自由旅行が
増えたり、そして買物だけでなく
グルメや温泉地を求めたりするなど
変化の兆しもどんどん目立って
きているとのこと。
さらに話は、中国で非常に流行っている
Wechatや口コミによる情報発信などにも
広がりました。
Wechatで情報発信するにも、
単純にキャンペーン情報などを発信するより、
商品をしっかり見せる。
日本でしか買えない商品、
中国でも売っているが日本で買う方が
安い商品など、商品単位で情報発信
することが重要。
いい商品であれば、すぐに口コミで拡散される。
「この商品買ってきて！」みたいな感じで、
すぐに商品写真とメッセージが送信されて
きたりします。
つまり、大手メーカーだけでなく、
中小メーカーについても、いい商品があり、
しっかり発信できればチャンスをモノにできる。
実際に徐社長の知る小さなメーカーも
中国で数億円売上をあげるところも
出てきています。
また、面白かったのが、台湾人と中国人の
口コミにおける傾向の違い。
台湾人は商品を口コミでレビュー
する際に、機能面を細かく描写し、
写真もしっかり掲載する傾向にあるようです。
一方で中国人は、比較的ざっくりした
感想をレビューに書くとのこと。
なので、台湾人の口コミを信頼する
中国人も多く、その口コミが伝播して、
中国本土に広がることも少なくないようです。
などなど話はつきません。
他にも沢山話はあったのですが、
徐社長と話をしていて重要だと思ったことは、
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日本を旅行する中国人観光客と
現地にいる中国人の両方を知ること
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です。
徐社長の会社では、日本を旅する
観光客へのインタビューや同行調査を
沢山実施しています。
また、現地側の事務所で、
日本から帰国した観光客への
ヒアリング調査、また、現地側で
様々な市場調査を実施しています。
中国と日本半々で仕事をする徐社長は
その現場にも足を運んでおり、
そこから得られる示唆はとてもリアルで、
参考になります。
ということもあり、徐社長には早速
セミナーの打診をしてみました（笑）。
10月の国慶節、免税品目拡大なども受け、
中国市場は今後ますます盛り上がるでしょう。
そんな中、
・皆さんに来年の春節に向けた取り組み
・今後の中国戦略をどうするか？
などの参考になるセミナーにしていければ
と思っています！
また、詳細決まり次第、このメルマガでも
ご案内しますが、是非、ご期待ください！
本日はここまで。
村山慶輔
Ps.
先日ご紹介した、僕の日経連載記事の
8月号見て頂けましたでしょうか？
役人から早期退職、50代後半から
インバウンドで起業された経営者の話です。
僕もいつも刺激を頂いている方です。
この事例も参考に、より多くの
インバウンドベンチャーが増えることを
期待しています！
（自分も頑張らないと・・・）
http://goo.gl/nJSseh
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＜お知らせ＞
☆ホテル・旅館インバウンドセミナーズ2014
2014年9月6日（土）http://goo.gl/
☆第28回東京ビジネス・サミット
「ジャパン・インバウンド・エキスポ」
10月2日、3日 http://goo.gl/qWg8UK
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