村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

いいものはいいと自信をもって世界に伝えていく

おはようございます。
やまとごころの村山です。
昨日は帰宅したら深夜を過ぎてました。
明日も日帰り京都です・・・

さて、今日はひんやりと寒いですね。

昨日セミナーでも少し話をしたのですが、
今年1月から7月までの訪日外国人観光客数
は753万人。
月100万人ペースで順調に伸びています。
このペースでいくと、1200万人を今年達成
することができそうです。

ちなみに、1200万人を達成すると、
昨年の1000万人から20%増ということに
なりますが、仮に20%増を今後毎年維持し
続けていくと、2020年を待たずに(2017年に)、
2000万人を達成することになります。

もちろん幾多の課題もありますが、
期待が膨らみますね。

ちなみに、中国市場に目を向けると、
ここ最近ずっと毎月のように過去最高を
記録しています。
皆さんはこの伸びをどう捉えていますか?

是非、このコラムも参考にしてみてください。

「今年訪日中国客が大幅回復した理由をどう見るべきか?」

http://goo.gl/BZKhf5



さて、先日、美食家の知り合いに
誘ってもらい、「銀座小十」という、
ミシュラン3つ星のレストランに
行ってきました。

ずっとミシュランに掲載されている
数少ない和食のお店です。

↓銀座小十
http://goo.gl/jlb2LM

はじめて足を運んだのですが、
食事は見事絶品でした。

また、こだわりの器や雰囲気、
オーナーシェフとの会話などなど、
トータルでとてもいいお店でした。
何度も足を運びたくなるくらい
個人的にはよかったです。


ちなみに、オーナーシェフの
奥田さんとの会話で色々と
素敵なメッセージを頂いたので
少しご紹介したいと思います。

奥田さんは、

和食は素材を生かし、適度な味付け、
体にやさしい。器やお店の雰囲気への
こだわりも含め、和食は世界で最も
洗練されている食

だと自信をもっておっしゃっていました。


また、

その素晴らしい和食を日本人自身が
しっかりと世界へ発信していくことが、
和食とそれを支える職人、食材を提供する
農家、漁師の方々を維持・進化させて
いくために不可欠

であると熱く語っておられました。

今、銀座小十には、たくさん
の外国人観光客や駐在員が訪れます。
全体の4割くらいを占める重要な
お客様とのこと。

銀座の日本料理においても、
日本企業の元気が昔ほどない今、
日本人だけを相手にして商売を
していると先細りで厳しいようです。


奥田さんとの話の中で伝わってきたのは、

━━━━━━━━━━━━━━
おいしいものはおいしい、
素晴らしいものは素晴らしい
と日本人が自信をもって世界に
オススメしていくべき
━━━━━━━━━━━━━━

そして、

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そうすることが日本の伝統・文化
を守っていくためにも重要
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であるということ。

奥田シェフはいま、パリに店を出し、
銀座と全く同じ和食を提供しています。

新しい挑戦、本当に素晴らしいと思います!

色んなお話が伺え、感謝すると同時に、
とても共感することが多かったです。

私自身、謙虚さは日本人のいいところだ
と思いますが、同時に、
いいものはいいと伝える気持ちと発信力を
もつことの重要性を、5年間の海外生活の
中から痛感しています。

━━━━━━━━━━━━━━
いいものはいいと自信をもって
世界に伝えていく
━━━━━━━━━━━━━━

そうすることで
世界の日本を見る目がさらに
変わっていくのではないでしょうか?

本日はここまで。

村山慶輔

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