村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

外国人旅行者のお金まわりの課題解決でビジネスチャンスを拡大

おはようございます。
やまとごころの村山です。

昨日はトラベルマートにて、色々な
出会いがありました。
多くの国内セラー、海外バイヤーが
一同に集まる貴重な機会でした。

夜のジャパンナイトは、国立博物館で
開催されたのですが、ちょうど開始の
タイミングで雨も止み、素敵な空間での
イベントとなりました。
全国各地の食や様々な催しものが
展開され、海外のバイヤーの方々も
満足されていたようです。

ちなみに、やまとごころは週末に
開催される一般向けのイベントにも
ブースを出します。
やまとごころはBtoBのサイトなのに
なぜ?と思われる方もいらっしゃると
思いますが、一般の方にも、この
訪日観光市場の魅力を知って頂き、
その上で仕事をしたいと思う方を
インバウンド求人専門サイト
「やまとごころキャリア」
で支援させて頂くことがメインです。

今回は私が理事をつとめる
日本文化体験交流塾(IJCEE)との
共同出展になります。
様々な体験プログラムもご用意
する予定ですので、お楽しみに!



さて、今日のテーマは、
外国人旅行者のお金まわりの課題解決
について。

少し古いですが、2011年に観光庁が
外国人観光案内所を訪問した外国人旅行者を
対象にしたアンケート調査によると、
外国人旅行者が旅行中困ったこととして、
最も多かったのは、
「無料公衆無線LAN環境」(36.7%)、
「コミュニケーション」(24.0%)、
「目的地までの公共交通の経路情報の入手」(20.0%)、
「両替・クレジットカード利用」(16.1%)
など。

お金まわりということでは、
「両替・クレジットカード利用」(16.1%)
が課題として浮かびあがっています。

この課題解決に取り組み、
外国人旅行者のおサイフとして
大活躍するある企業とはどこでしょうか?


皆さんピンときますか?


答えは

セブン銀行

さんです。


セブン銀行はいち早く2007年から
外国発行カードからの現金引き落としの
ATMサービスを開始し、外国人旅行者の
おサイフとして、大活躍されています。

最近、セブン銀行のATMを見かける
ことが増えていると思いますが、
実際、セブンイレブンのコンビニ以外でも
1500か所以上の空港、駅、観光地などにも
設置されており、その数も増加傾向です。

特に空港と観光地における外国人の
ATM利用率は高く、設置箇所に与える
インパクトは大きいものがあります。

現金が引き落とせれば自然と買い物など
消費に繋がります。

最近は、飛騨高山の十六銀行高山駅前支店
のATMコーナーに設置するなど、地方の
観光地や空港からも問合せが増加している
とのこと。

やまとごころでも、外国人旅行者の
カード・現金利用について独自で調査を
したこともありますが、意外とカード対応
できていない店が多く、外国人旅行者も
日本は現金社会だ、と思ってくる方が
多い状況です。

レジにクレジットカードのマークが
ついてないと、カードが使えないと
思いこんで、買わない・・・ということも。
こういった売り逃しはもったいないですよね。

同時にセブン銀行のATMがあることで、
現金を必要な時にいつでも引き落とせる、
そうなると、彼らの買い物などの購買意欲
もより高まり、日本に落とすお金も増えるはず。


ただ、こんな便利なサービスも
知ってもらわないと始まりません。
そのためには、より多くの外国人旅行者、
そして、彼らと接する我々日本人にも
知ってもらうことが重要です。

セブン銀行の取り組みを
詳しく知りたい方はこちら
http://goo.gl/CWaCnB

他には、ゆうちょ銀行、イオン銀行も
海外発行カード対応をしていますが、
メガバンクや他行はまだ未対応。
外国人旅行者のお金まわりの課題を
解決するインフラがより整うことで、
業界全体に与えるインパクトも大きく
なるはずでは。

本日はここまで。よい週末を!

村山慶輔
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☆第28回東京ビジネス・サミット
 「ジャパン・インバウンド・エキスポ」
 10月2日、3日 
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 10月20日~21日 
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