来年度のインバウンド予算・施策を決める前に？

こんにちは。

やまとごころの村山です。

今日午後に銀座6丁目～8丁目あたりに
足を運んだのですが、改めて外国人観光客
の数に圧倒されました。

団体バスから降りて買い物をするアジア系
団体客からFITの方まで、日本人よりも多い
のでは？と思うくらい多い状況でした。

ちなみに、ラオックスやドン・キホーテにも
足を運びましたが、免税をしっかりアピールしつつ
うまく外国人観光客を取り込んでいました。
これらの施設はインバウンドの定点観測のポイント
にしていますが、いつも変化があり参考になります！

ちなみに、銀座6丁目では現在大きな
商業施設建設プロジェクトが進んでいます。
2016年のオープンでさらに銀座の人の動き
が変わりそうです。

先日、世界のショッピング街トップ１０で
銀座は世界4位であるとご紹介しましたが、
今後の銀座の展開から目が離せません。

先日ご紹介した記事はこちら
↓
世界のトップ10に選ばれた日本のショッピング街とは？
http://goo.gl/bRriKV

さて、本日のテーマは

来年度のインバウンド予算・施策を決める前に？

です。

この時期、来年度の予算取り、あるいは、
予算を具体的にどの施策にどれくらい配分するか？
といった検討をされている企業、自治体の方々も
いらっしゃると思います。

最近、インバウンドに取組む企業・自治体の方々
とお話させて頂く中で、インバウンドの戦略・戦術が
不在の中、小手先の施策にこだわるケースが多いよう
に感じています。

よくあるパターンとして、
・来期はどの国の旅行博に出展しようか？
・来期はどんなフリーペーパーに出稿しようか？
・来期はSNSをやろう
・最近は〇〇が流行っているようなので試そう。
・外国人観光客が困っているのはWiFi。
　なのでWiFiを全館導入をしよう
・免税店になって外国人観光客を呼びこもう
などなど。

もちろんそれぞれ重要なことなのですが、

━━━━━━━━━━━━━━
その前提として何をどんな外国人観光客に
対して訴求していくのか？が明確になっていること
━━━━━━━━━━━━━━

です。

ここが曖昧なまま、断片的に集客手法に
目がいったり、受入環境整備に取組んだりしても、
やはり本末転倒です。

では、どうやってそれを明確にしていくか？
これには、いくつか方法があります。

今日はその一つをご紹介すると、

━━━━━━━━━━━━━━
今来てくれている外国人観光客に聞く
━━━━━━━━━━━━━━

です。

今、皆さんの施設や地域に足を運んで
くれている外国人観光客は、間違いなく、
皆さんのお客さんです。

何らかの形で情報を入手し、そこに足を
運ぶことを決めたのです。

その方々から徹底的に情報を聞くことで、
皆さんの強み、そして、それがどんな方々に
響くのか？ということの把握に繋がります。

最近、色んな企業や自治体さんから
相談頂くのですが、多くの場合、
JNTOなどが発信している市場調査を
ベースに様々な意思決定をしようとします。
大きな流れを捉える上では重要なデータですが、
皆さんの企業や地域の意思決定をする上では、
ざっくり過ぎます。

私が企業や地域の方に対して、

・今来ている外国人観光客はどんな方ですか？
・何を求めて来ているのですか？

と質問すると、感覚でしか答えれない方々が
大半です。

ちなみに皆さんはいかがでしょうか？

確かに、今いるお客さんを把握しきれてない・・・

という方は、是非、そこから始めてみてください。

本日はここまで。よい週末を！

村山慶輔

Ps1.
1週間、本当に早いですね・・・

Ps2.
12月16日の大阪忘年会ですが、運営を
手伝ってくださる方から連絡頂きました！
本当にありがたいです。メルマガで書いて
みるもんですね！

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