村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

インバウンドに取り組めば実績が上がるのに行動が取れない

こんばんは。

やまとごころの村山です。

本日は今年最後の
インバウンドビジネス入門講座
を開催しました。

今回も、色んな業種の方々が参加してくださいましたが、
毎回講師をやっていて、新しい視点から質問なども頂くので
私自身も発見が多く貴重な機会です。
今後もコツコツ継続していきたいと思います。

さて、今日はセミナー後も盛りだくさんで、
遅くなりました。
新しいプロジェクトの企画を色々しており、
その商談を夜な夜なやっていました。
来年には色々御案内していけると思いますので、
お楽しみに!


さて、本日のテーマは、

インバウンドに取り組めば実績が上がるのに行動が取れない

です。

インバウンドに取組む企業さんと接点を
頂いていてよくあるのがこういったケースです。

やれば成果が出ると分かっているのに実行できない・・・

どういうことかというと、

例えば、

・外国人観光客対応の接客販売スタッフを入れると売上が上がる
 (特に高単価な商品の売り場。時計や宝飾品を中心に)
・外国人観光客向けのPOPを増やせば売上が上がる。
・外国人接客の研修を実施すれば売上が上がる

などです。

接客・販売寄りの話を例として挙げましたが、
客数を増やすプロモーションよりも、
単価を上げる接客販売力を強化する方が即座に
売上アップに繋がります。

実際に上記の例は、私のコンサル先や
よくご一緒させて頂くレジャーサービス研究所の
斉藤さんの支援先でも出ています。

具体的な費用対効果までお伝えするのですが、
それでもなかなか実行に移せない・・・
そういったケースも多々あります。

理由を探っていくと、
・外国人スタッフが日本人のお客様の対応ができないのでは?
・外国人向け販売強化で日本人のお客様がいなくなるのでは?
など、こういった心配が先に出て、動けないというのが
実態です。

ただ、平日お店に来ているお客様を見ると大半が外国人観光客
だったり、さらに売り場を時計売り場などに限定すると、
外国人ばかりだったりという状況も東京では増えてきています。

にもかかわらず、売り場の対応は今まで通り・・・

では、間違いなく大きな機会損失です。

解決策としては、もっと経営陣や経営幹部にインバウンド
に興味を持ち、情報を自ら得ること

だと思っています。なかなかトップダウンでしか
意思決定できないテーマだと思いますし、企業の戦略の
根幹でもあります。

皆さんの企業や地域では、
やれば成果が出ることは実行できていますか?

また、出来ていないならどうやって実行に繋げて
いけるでしょうか?

是非、検討してみてください。


ちなみに、やまとごころでは、より多くの企業の経営陣への
情報発信を強化していければと思っています!
それがインバウンドの活性化に繋がると思いますので。

本日はここまで。

村山慶輔

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