村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

今の日本の爆買いは20年前のイタリアを見ているようだ・・・

<今日のインバウンドアクション>
今、取り組んでいるインバウンド施策を
棚卸ししてみる。
その上で成果を生み出す2割の施策は
何なのかを考え、さらに、そこにより注力
できないか検討してみる。

------------------------------
-------------

やまとごころの村山@名古屋です。

今日は伊勢志摩で講演。
サミットで機運が高まる伊勢志摩の
観光事業者の方が100名近く参加されていました。

メディアも3社くらい入り、
サミットを契機にインバウンドの
取り組みを加速していこう、
という意欲をひしひし感じました。

私も気合いが入り、内容も盛りだくさん。
参加者は様々な業種で且つ、インバウンドの
取り組みステージの異なる方々なので、
構成を試行錯誤しましたが、少しでも参加者の
皆さんに気づきや取り組みへの具体的なヒントが
提供できればと願っています。

単発セミナーを地域で実施することも
多いですが、今後はシリーズセミナーなど
地域にもう少し入り込み、地元の方と
密な関係を構築しながら、インバウンドの
人材育成に取り組んでいければと思います。

そんなネタ・チャンスがあれば
是非お声掛けください!


さて、本日のテーマは

今の日本の爆買いは20年前のイタリアを見ているようだ・・・

です。


先日、ある外資系ブランドの代表の方と
話をしたときの話です。

他のブランドと同様にそのブランドも今、
中国人観光客の爆買いで非常に売上を伸ばして
います。

そんな中、

現状の課題は何ですか?

と私が質問をすると、

今の日本の爆買いは20年前のイタリアを見ているようだ・・

との回答。


どういうことかというと、

20年前、彼がイタリアにいたときに、
似たような現象があったとのこと。

それは皆さんも想像がつくかと思いますが、

当時、日本人がイタリアのブランド店へ
大量に押し寄せ、爆買いをしていたのです。

ただ、それも長く続くわけではなく、
数年でそのブームはさり、ビジネスとして
厳しい状況に陥ったそうです。


今、日本でも同様に中国人観光客の
爆買いブームに沸いていますが、
ここは過去のイタリアの反省も踏まえ、
冷静に対応しなければいけない、
そんなことをおっしゃっていました。


歴史は繰り返す


といいますが、
今、日本が直面するインバウンドの
ビジネスの課題を先取りしている国や地域から、
日本のインバウンドへのヒントや気づきを
得られることもあるはずです。

是非、皆さんも世界を見渡し何か
ヒントや気づきならないか?アクションを
取ってみてください。

本日はここまで!

村山慶輔

------------------------------
-------------
<お知らせ>
☆第39回やまとごころ勉強会【残席:3名】
  9月18日(金)15時~17時
  訪日目的No.1「食」
におけるインバウンドマーケティングを学ぶ
  ~食における外国人観光客のニーズをどう施策に繋げるか~
 
http://www.yamatogokoro-ac.jp/program/20150918/

 ☆インバウンドビジネス入門セミナー
 第17回 10月1日(木)18:30~20:30【残席:6名】
 
http://www.yamatogokoro.jp/workshop/inboundbasic/

 ☆第7期インバウンドビジネス基礎講座【残席:8名】
  10月8日(木)~9日(金)
 
http://www.yamatogokoro-ac.jp/program/20151008/

 ☆今後の講演スケジュールはこちら
 
http://www.yamatogokoro.jp/consulting/seminar/
-------------------------------------------