国の訪日プロモーション方針を把握する!
おはようございます。
やまとごころの村山です。
先日、全国9か所のプレミアムアウトレット
を運営する三菱地所・サイモン社がリリース
を出していました。
御殿場、りんくう、酒々井に加え
全てのプレミアム・アウトレットで
銀聯カード決済が可能に
2014年7月24日(木)までに決済端末導入が完了
http://goo.gl/NIXiHP
という内容です。
意外と銀聯対応まだだったんだ?
というのが率直な印象です。
ただ、2ページ目を見ると結構凄いですね!
既に導入している海外からのお客様向け
サービス一覧がありますが、かなり色々
対応しています。
ウェブサイト、スマフォ、フロアガイド
はタイ語まで対応。
多言語のコールセンターや館内放送、
指差会話集など多岐にわたる言語対応
をしています。
さらには
礼拝などに利用できる「プレイヤールーム」
なども用意しているとのこと。
ちなみに、イスラム圏の方々に向け
プレイヤールームを用意するのはいいと
思いますが、彼ら向けの商品などを
テナントのアパレルショップでも販売
しているのでしょうか?
売り物がないと環境を整えても・・・
という感じがしますので。
さて、先日観光庁が
「平成26年度訪日プロモーション方針」を決定
~ 訪日2000万人に向け、より科学的・合理的
な分析の下、戦略的にプロモーションを実施 ~
http://goo.gl/ctC3V5
という発表をしました。
従来のプロモーション方針を見直して、
従来の主要ターゲットの「ボリューム層」
に加え、今後は「潜在的ボリューム層」や
「将来的ボリューム層」も主要ターゲット
に位置付け、戦略的に取り組んでいく方針
を打ち出しました。
詳細は以下の通りです。
http://goo.gl/VjdaQl
これは、
━━━━━━━━━━━━━━
従来のマスマーケティング
から
マイクロマーケティング
(セグメントをより細分化)
━━━━━━━━━━━━━━
へのシフトとも言えるでしょう。
各市場のターゲット層別の訴求ポイント
を見ていると、細かく調査した結果を
盛り込んでいるというのはよくわかります。
欧米でもちゃんと国別にある程度表現や
中身を変えているので。
国のマーケティングの取組みも進化して
いるように思います。
あと、敢えていうなら、
・この方針をどのような施策に落とし
込んでいくのか?
・それぞれの施策の優先度は?
(ターゲット層が6つある市場もあり
若干散漫では?)
・そこに民間企業や自治体はどのように
連携していけるのか?
なども一緒に発信してもらえるといいですね。
特にこの方針に沿ってキャンペーン等を
打っていくのであれば、民間や自治体も
相乗りしたい!と思うところも多々ある
はずです。
ですので、そのタイミングが早目に発信
されていると、企業・自治体も「効率的」
且つ、「戦略的」なマーケティングができ、
日本のインバウンド全体にとって間違いなく
プラスになるでしょう。
まずは、是非、本メルマガの読者の皆さんの
方でも、国のプロモーション方針をチェックし、
━━━━━━━━━━━━━━
・自社の取組みと重なる部分がないか?
・連携できないか?
━━━━━━━━━━━━━━
という視点で検討してみてください。
↓プロモーション方針詳細はこちら
http://goo.gl/VjdaQl
本日はここまで!
村山慶輔
------------------------------
<やまとごころ主催セミナーのお知らせ>
1. インバウンドビジネス入門セミナー
第5回 2014-07-14(月)15:00 - 17:00
(満員御礼!次回開催予定は後日ご案内)
2. 第2期インバウンドビジネス基礎講座
2014-07-23(水)~24(木)(残席8名)
http://goo.gl/u4BCjy
------------------------------