村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

自分たちが持っているものに誇りを持つ

こんばんは。

やまとごころの村山です。

師走に入り、さらに時間が経つのが
早くなっている、そんな今日この頃です。

本日、やまとごころ通信で号外メール
を配信させて頂きましたが、
その年のインバウンドをニュースを
振り返る恒例の企画になります。

是非、皆さんもご協力ください。

ものすごいスピードで加速している
このインバウンド市場。

少し立ち止まって、是非今年を
振りかえってみてはいかがでしょうか?


あと、昨日ご案内したやまとごころキャリア。
http://goo.gl/NZOaIZ

早速、数件お申込み頂きました!
ありがとうございます!

また、来週以降続々と新しい求人情報を
アップ予定ですので、ご興味ある方は、
是非サイトを定期的にご確認ください!

 

さて、本日のテーマは、

自分たちが持っているものに誇りを持つ

です。

先日、公益社団法人 日本観光振興協会の
見並理事長にインタビューさせて頂きました。

見並理事長の印象をお伝えすると、

深く本質的なものの見方をユーモア交え
分かり易く、且つ、歯切れよくお話される方

です。

流れるように興味深い話が次々に展開され、
あっという間の1時間。

今日はそのインタビュー内容を少し
ご紹介します!


見並理事長はこう言います。

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自分たちの持っているものを発掘して
磨き上げるためには、何かと何かを
こすりあわせて研磨しなくてはならない。

すなわち「連携」であり、そこには、
①観光資源の連携、
②観光地の連携
の二つがある。

この二つが連携することによって、
これまでとは違った魅力が生まれる。

そして、それを実現するための人材と
その育成が不可欠だと。
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さらに

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おもてなしとは、
表面的な作業ではなく、自分たちが
大切にしてきたモノを真心こめて紹介すること
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そのためには、

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自分達が持っているものに自信を持つ
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ことの重要性を強く説いています。


そして、その自信をもつためには

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棚卸し
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してみること。
それも中途半端な棚卸しでなく、
徹底的にやりきること。


この話を聞いたときに思い出したのが、
私の米国大学留学時代。

私は、世界中から留学生が数千人集まる
大学に通っていました。

アジアから来る留学生は英語はあまり
うまくないのですが、とにかく、自分の国に誇り
を持っており、その魅力をまくしたてるくらい
の自国愛を持った学生がとても多かったのを
今でも鮮明に覚えています。

そこまで自信をもって言われると
ほんとかどうかわからないけど、
一度行って見たいな!思うこともありました。

また、同時に、そこまで誇りを持って
自分の国について語る彼らをうらやましくも
思いました。

そんな私も海外に長く住むことで、
日本の魅力を客観的に捉えることができ、
日本にいた時以上に日本のことが
好きになりました。それがこの仕事をする
きっかけです。

見並理事長のおっしゃる「棚卸し」に加え、
「外へ一歩踏み出し客観的に見る」
という観点も、自分たちの持っているものに
誇りをもつためには重要なのかもしれません。


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国民ひとりひとりが自分の国に誇りを持って、
他の国から来た人に日本を理解してもらう。
そして、その結果として経済的利益を獲得する
ことが、観光立国の正しい姿だ
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と見並理事長は締めくくります。

インバウンドが注目される中、
つい目先の利益に目が行きがちです。
そんな中、改めて本質的に「インバウンド」、
そして、「観光」を考えさせられる
インタビューでした。

是非、皆さんにも読んで頂きたいです!
http://goo.gl/6GuX1J

本日はここまで。

村山慶輔

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