村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

インバウンド3.0とは?

<今日のインバウンドアクション>
困っている外国人観光客を見たら声をかけ、
困っていることをサポートしてみる。

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こんばんは。
やまとごころの村山です。

今日は6月最終日。
2015年もちょうど半分が過ぎようとしています。
本当にあっという間ですね。

私はやりたいことの半分もできていないので、
かなり危機感を感じています・・・


ちなみに、来月7月24日は何の日かわかりますか?

勘が鋭い人はお分かりかと思いますが、

東京オリンピックまで

丸5年

の日です。

何をやって、そして、「何をやらないか」を
明確にする作業がとても重要だと感じる今日
この頃です。


さて、本日のテーマは

インバウンド3.0とは?

です。

皆さん、Web1.0、Web2.0という言葉を
聞いたことありますでしょうか?

Web1.0は静的で一方通行のウェブサービス、
Web2.0はよりユーザ参加型のウェブサービス
をさして使われることがあります。
ウェブサービスの進化を表していると
言ってもいいでしょう。

では、インバウンドにおいて、
その進化を定義してみるとどうなるのか?

私がよくご一緒させて頂いている
森ビルの石川さんは次のように定義しています。

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<インバウンド1.0>
2006年~2012年までの、いわゆるインバウンド創生期

<インバウンド2.0>
2013年に1000万人を超え、
社会の関心がインバウンド・観光にシフトし、
あらゆるサービス(翻訳、免税、配送等)が
インバウンドに着手したインバウンド繁殖期

<インバウンド3.0>
インバウンドとドメスティックの共存を考えて行く、
またインバウンドの中でも階層化・差別化が必要と
なってきたインバウンド戦略期
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by 森ビル株式会社 石川 哲史氏
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いかがでしたでしょうか?

やまとごころはインバウンド1.0時代からの
スタートですが、この石川さんの考えに
非常に同感しています。

今、日本はインバウンド3.0。
市場は成長期に入りつつあり、プレイヤーが
増えてくる中でいかに差別化するか?は多くの
企業において大きなテーマになってきています。

また、日本人vs外国人観光客のバランスで
悩む施設も増えてきており、いかにして共存すべきか?
はまさに多くの企業が現在抱える大きな課題です。

今後、東京を中心に、様々なエリアで
さらに様々な商業施設、宿泊施設がオープン
していく予定ですが、そういった新しい施設は、
インバウンド3.0を踏まえたインバウンド対応が
不可欠となっていくでしょう。

是非、皆さんもインバウンド3.0を踏まえ、
どんな対応が必要か是非検討してみてください!

本日はここまで!

村山慶輔

Ps.
ちなみに、石川さんはあのヴィーナスフォートに
開業から携わり、インバウンド1.0(インバウンド創生期)
よりも
ずっと前からインバウンドに取り組んでいた方。

また、上海にも駐在し商業施設開発に携わるだけでなく、
世界中の商業施設を視察・研究している方で
インバウンドに深い見識をお持ちです。

来週7月6日、7日開催の第6回インバウンドビジネス
基礎講座にも石川さんには参加頂きますので、
ご興味ある方は是非ご参加ください!

【残席わずか:4席】
http://www.yamatogokoro.jp/workshop/20150706/

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<お知らせ>
☆第37回やまとごころ勉強会
 7月3日(金) 15:00~17:00
 「地域の「ありのまま」で世界を魅了する、
地域活性化成功の秘訣を学ぶ」
 
http://www.yamatogokoro.jp/workshop/20150703/

☆第6回インバウンドビジネス基礎講座【残席4名】
 7月6日(月)、7日(火)
 
http://www.yamatogokoro.jp/workshop/20150706/

☆今後の講演スケジュールはこちら
 
http://www.yamatogokoro.jp/consulting/seminar/
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