村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

何のために連携するのか?また、連携の中身は?

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やまとごころの村山@インバウンドリーグです。
今日はまずいくつか案内をさせてください。

1. 第60回やまとごころ勉強会
 2017年12月11日(月)16:30~18:00(受付16:10~)
 観光庁に聞く!2018年インバウンド関連の法改正のポイントとは?
 ~法改正から見えてくるビジネスチャンスを考える~
 https://www.yamatogokoro.jp/event/8725/

 今年最後の勉強会のテーマとして、
 2018年のインバウンド関連業法の改正をしっかりと学べる機会を設けました。
 一緒にビジネスチャンスを探っていきましょう!

2. インバウンド忘年会2017
 2017年12月11日(月)18:30~21:00(受付18:10~)
 https://www.yamatogokoro.jp/event/8754/
 2017年の振り返り、そして3名のスペシャルゲストとともに
 来年のインバウンドの展望を探ります。
 インバウンドに取り組む方々と熱く語らいましょう!
 初めての方、また、お一人でもふるってご参加ください。

3. インバウンド入札案件の傾向・戦略セミナー
 2017年12月12日(火)10:00~11:30(受付 9:40~)
 https://www.yamatogokoro.jp/event/8539/
 日本全国の2017年上半期の入札案件を徹底分析。
 その傾向をわかりやすく解説します!
 コンテンツの一部をランキングとして発表しました(jiji.com)
 https://www.jiji.com/jc/article?k=000000007.000019931&g=prt


本日は久々にこちらでずっと仕事をしていますが、
先月末からかなり出張三昧な日々を過ごしております。
今週も神戸→大阪→群馬→浜松という感じで各地を回っております。

特に昨日は「湖サミット」というユニークなイベントが
開催され、基調講演+モデレーターとして参加させていただきました。
http://hamamatsu-daisuki.net/summit/

中国の西湖、台湾の日月潭、日本の浜名湖が湖を核とした
観光をテーマに連携。それぞれの取り組みを共有するとともに
今後の具体的な連携を探るというもの。
「連携」は重要ですが、改めて連携の目的や成果に
繋がる施策、継続していくための工夫など、
色々と考えさせられるとても素敵なイベントでした。

せっかくなので連携についてもう少し考えてみたいと思います。

私も連携という言葉をよく使いますが、
連携ってかなり幅広いですよね。

連携するためには
まず前提として連携する個が強くなければいけません。

強い個だとしても、個ではできないことを連携を
通して実現していく、そこに連携の価値があると思います。

連携のポイントとして
・共同マーケティング
・共同プロモーション
・CS(顧客満足度の担保)
があると考えています。

共同マーケティングは
1社でニーズや情報収集しても限界がある、十分な母数が確保できない。
そのため、共同でマーケティング調査を実施し、戦略立案に繋げる

共同プロモーションは2つの側面があると思います。
・相互送客
・外へのプロモーション

相互送客は連携するプレイヤー同士がともに送客しあうこと。
ただ、それだけではマーケットがあまり広がりません。
連携することによって、外に対して発信していく。それによって
マーケットを広げていくことが不可欠です。

やまとごころでもゴルフツーリズム推進協会の事務局を
やっていますが、まさにこの協会でやっていることも同じです。

日本をゴルフのデスティネーションとして
認知してもらうために海外の商談会などを通して発信しています。
例えば、北海道単体でプロモーションすると予算の限界もありますし、
冬はゴルフができない・・・それをオールジャパンで見ると年中
ゴルフはできるので、より海外へ発信しやすくなります。

最後にCSです。やはり連携しているため、同じレベルの
クオリティ担保が必要です。そのためのガイドライン等の
仕組み作りや人材育成などをしっかりと行なっていかなければなりません。

上記は当たり前のことなのですが、その当たり前のことが
できていない、検討しきれていないところも多いのではないでしょうか?

是非、皆さんが取り組んでいる「連携」の現状を振り返り、
より発展的にしていくためにはどうしたらいいか?検討してみてください。

本日はここまで。よい週末を!


村山慶輔