インバウンドはあらゆる業種・業界に横串を通す
やまとごころの村山@インバウンドリーグです。
12月はかなりタイトなスケジュールで動いています。
講演も今月は15本ほど。
地域もテーマも結構変わるのですが、
その度に自分の視野が広がったり考えが整理できるので
貴重な機会だと捉え、積極的に受けています。
そんな中、最近改めて思うのが
インバウンドはあらゆる業種・業界に横串を通すことができる
ということ。
今月以下の2つのセミナーで講演させていただいたのですが、
・大阪商工会議所、日本経済新聞社大阪本社 主催
・東京観光財団、株式会社 日経 BP マーケティング 共催
大きく捉えるといずれもテーマは「異業種xインバウンド」
いわゆるインバウンドビジネスというと
どうしても観光産業のような捉え方で、
プレイヤーも宿泊・飲食・小売・運輸・自治体などの観光事業者に寄りがち。
ただ、観光事業者だけで解決できる課題は限定的です。
AI、ロボット、自動運転、また、シェアリングエコノミーなどの
テクノロジーを生かしてイノベーションを起こしていく。
不動産、教育、人材、保険、通信など様々なジャンルのプレイヤー
と交わり、インバウンドの側面で新しい事業を生み出していく。
現在、私はBrandLand:Japanという経産省の取り組みに
シニアプロデューサーとして関わっています。
12のプロジェクトが採択されていますが、
インバウンドでの成功から海外進出に繋げるメーカー、
海外での認知度アップからインバウンドに繋げる店舗など、
インバウンドとアウトバウンドの両方の発想が不可欠です。
これ、冷静に考えると当たり前ですよね。
インバウンドとは海外から訪日客のことですが、
それはその個人の方の旅行、しかも、日本に限定した旅行という
一面でしかないからです。
日本に来て、日本食を好きになり、自国でも消費する、
また、広める、あるいは、その日本食店を自国で展開するなど
起こりうる広がりを線でつないでいくことが重要です。
そう考えた時にインバウンドに携わる我々がもっと外に出て行く、
つまり、業種・業界、さらには国の枠を超えて情報を取りに行く、
また、人と繋がっていくことが、インバウンドを盛り上げていく上で
より重要になってくるのではないでしょうか。
私自身も2018年はもっと外に出ていきたいと思います!
本日はここまで。