村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

インバウンドを細分化して捉える

<今日のインバウンドアクション>
インバウンド関連の会合や交流会等に
片っ端から参加してみる。

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こんにちは。
やまとごころの村山です。

昨日は、ある観光人材に関する会合に
委員として参加してきました。
知り合いの方もちらほらいましたが、
初めての方が大半。

大学関係の方が多く、大学でも
インバウンドをテーマに講座を設け、
この分野の人材育成を強化していくとのこと。

やまとごころとしては

インバウンド人材の育成

がコアな事業テーマですので、
色々な形で連携していければと思っています。


さて、本日のテーマは

インバウンドを細分化して捉える

です。


最近インバウンドの話をする中で、

アメリカ人は〇〇だ。
中国人は〇〇だ。

別の切り口では、

ランドオペレーターは格安の団体ツアー
ばかりを扱っている・・・

など、かなり決め打ちでインバウンドを
捉えている方が多いように感じています。

これはかなり危険です。

私自身もアメリカに4年強住んでいましたが、
アメリカ人といっても住んでいるところによって、
かなり気質も違いますし、海外経験にも差が出ます。
また、アメリカのような先進国では、
旅行スタイルも多様化しています。

今日、アメリカ出身の冒険家・作家の
チャールズ・スコット氏にある方の紹介で
会う機会がありました。

以下のような書籍も出版されています。

スコット親子、日本を駆ける: 父と息子の自転車縦断4000キロ
http://goo.gl/hyUVrj

非常に魅力的な方だったので
改めてご紹介できればと思いますが、
彼のようにアドベンチャー好きの
アメリカ人もいます。

彼らにお金を落としてもらうためには
かなり付加価値の高い体験を提供していく
必要があるでしょう。

「宿に泊まるならその価値を吟味する、
 価値がないなら野宿する選択肢もある」

みたいなこともおっしゃっていました(笑)
かなり難しそうですよね。


話を戻すと、
インバウンドを語る際に、
もっと細分化して見ていく必要があります。

今後、さらに外国人観光客のニーズが
多様化する中で、彼らに自社の魅力を伝え、
お金を落としてもらい、さらにファンとして
リピートしてもらうためには、
より精緻なターゲティングが不可決です。

ターゲットを決めないと、
当然ですが高い価値は提供できないですよね。


是非、皆さんも

インバウンドを細分化して捉える

を意識して、今の取り組みを少し見直してみてください。

何かヒントが見つかるかもしれません。


本日はここまで!

村山慶輔

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http://www.yamatogokoro-ac.jp/program/20150918/

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 10月8日(木)~9日(金) 後日募集開始

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