村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

地方銀行においてもインバウンドが重要なテーマ

<今日のインバウンドアクション>
外国人観光客の数や流れを大きく左右する
航空便の就航路線、今後の展開を把握してみる

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やまとごころの村山です。

日々インバウンドニュースが溢れる中で
皆さんはどのようにその情報を収集、そして、
整理していますでしょうか?

このメルマガの読者の皆さんは、
インバウンド担当の方も多くいらっしゃると
思いますが、結構大変ですよね。

日々様々な情報ソースから収集していますが、
ネット上で発信されているものの多くは、
過去こんな取り組みをやり始めた・・・
という情報が大半。また、その取り組みの
背景など置かれている状況などについては
あまり触れず断片的なものが多いように
見受けられます。

これらの情報も重要ですが、
さらに重要なのが、世の中に出ていない情報。
今後の市場予測や各企業や地域の現在進行形
そして未来形の取り組みはより価値が高く、
皆さんのインバウンドへの取り組みに
有効なヒントになるでしょう。

そんな情報を仕入れるためには
どうしたらよいか?

その一つは各分野のキーパーソンと
接点を持ち、ヒアリングすること。

つまり、

情報は足で稼ぐ

時間や手間はかかりますが、
その分、ビジネスに直結するネタに
出くわすケースも多いです。

是非参考にしてみてください。


さて、本日のテーマは

地方銀行においてもインバウンドが重要なテーマ

です。

昨日、多くの地方銀行さんを対象に
インバウンドの講演をさせて頂きました。

実は今、地方銀行も今インバウンドに
注目しています。
私自身も地方銀行さんから招待頂いて
各地でインバウンドの講演することが増えて
いますが、こんな背景があります。

・地方創生に向けた国・地域からの要請
・地域DMOの主体としての役割も期待されている
 (企業、行政等とのハブ)
・融資先に成長するインバウンド市場で
 ビジネスチャンスを拡大してもらいたい
・地域におけるインバウンド人材を育成し、
 中長期的にビジネス拡大につなげたい
・海外進出は一定規模以上の企業が対象
 インバウンドは中小の個店でも勝負できる
・しかも、既存の市場を奪い合いのではなく
 広がる新規市場をシェアするのであまり競合しない
・海外投資家が地方へ投資する際の受け皿提供

などです。

地域や銀行によって目的は変わると思いますが、
大きくは上記のような背景を受け、
インバウンドへの取り組みを加速させています。

インバウンドを推進していきたい事業者、
地域としては、こういった地銀の動きを受け、

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地銀と連携したインバウンドの
取り組みができないか?
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という発想で様々な案を検討してみては
いかがでしょうか?

地域のハブになりやすい地銀だから
こそできることが多々あるはずです。

私も色々アイデアはあり、
具体的に提案していきたいと思います。

本日はここまで!

村山慶輔

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