訪日旅行の構造改革が今まさに求められている
<今日のインバウンドアクション>
3年後、5年後、自社にとってインバウンド
はどういうものになっているか?想像してみる。
*将来を見据え、今からアクションを
とってみてください。
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やまとごころの村山@福井です。
本日は朝から福井へ。
北陸新幹線に乗り金沢から乗り継ぎ、
3時間半ほどかけてやってきました。
福井では、
第41回商業界北信越ゼミナール
http://shogyokai-fukui.org/
にて講演。
商業施設の方が中心の参加者に対し、
インバウンドの現状や今後、そして、
地方でインバウンドを呼び込むには?
をテーマにお話をさせて頂きました。
懇親会でも沢山の方とお話させて頂き、
福井を始め、北信越の商業施設の皆さん
のインバウンドに対する姿勢を感じ取る
ことができました。
印象としては、
インバウンドのスイッチが入っている人と
インバウンドはまだ他人事
が結構分かれているように思いました。
中には私の講演を聞いて、
スイッチが入ったような方もおり、
そんな方との繋がりが出来るのも
地方出張の大きな醍醐味です。
今後も、各地域でインバウンドに
携わる方と繋がり、そして、
やまとごころだからこそできる
サポートや交流を繋げていきたいと思います!
さて、本日のテーマは
訪日旅行の構造改革が今まさに求められている
です。
昨日、JNTOフォーラムに参加してきました。
毎回やまとごころでもブースを
出展していますが、キーパーソンとの
交流や各市場のアップデートという意味でも
貴重な場として捉えています。
市場のアップデートでいうと、
先日私がタイの市場動向ということで
報告した内容に近い状況がアジアの各国で
起きている、と改めて実感しました。
↓タイインバウンドの現状
http://goo.gl/ZZnqOe
ちなみにそのポイントだけ再掲します。
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1.訪日需要はさらに高まっている。
2.同時に競争環境が激化している
訪日を扱っていなかった旅行会社が参入
3.主要都市・観光地の宿が取れない、
もしくは、高騰している
→ツアー料金も一部高くせざるを得ない
4.FIT化が加速(全体の7割、8割程度)
5.訪日旅行を売るよりも、他の地域(ヨーロッパ)
を売る動きも・・・
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要は、訪日旅行を売ってもなかなか
儲からないという状況に現地エージェントが
陥りつつあるのです。
さらに、台湾市場の報告では、
訪日旅行へのクレームも増えてきている
とのこと。
つまり、バスの高騰化、分乗、
宿泊施設のスタッフ対応、
ツアーキャンセルなど
色々なクレームが現場から上がって
きているのです。
これらは簡単に解決できる問題では
ありません。インバウンドに取組む
事業者、行政、そして、海外で
訪日旅行に携わるエージェントも含む
全てのステークホルダーが協力し、
解決すべき課題ではないでしょうか。
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訪日旅行の構造改革が今まさに
求められている
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そう感じています。
では、そのために我々が何をやるべきなのか?
その点についても今後メルマガで
私の考えを発信していきたいと思います。
皆さんも是非、我々が今何をすべきなのか?
検討してみてください。
本日はここまで!
村山慶輔
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<お知らせ>
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9月18日(金)15時~17時
訪日目的No.1「食」
~食における外国人観光客のニーズをどう施策に繋げるか~
http://www.yamatogokoro-ac.jp/
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☆今後の講演スケジュールはこちら
http://www.yamatogokoro.jp/
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