村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

インバウンド戦略にリスク分散を

<今日のインバウンドアクション>
街に歩いている外国人観光客が何を見て
情報収集をしているのか?何を持ち運んで
いるのか?をチェックしてみる。

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やまとごころの村山です。

先日台湾からの友人をアテンドしました。
日本には20回くらい過去来ているのですが、
今回もかなり買い物する気満々で、
空っぽのスーツケースとボストンバックを
運びながら買い物。
アディダスの靴を何足も買って、
アニエスベーの財布に、その他諸々。

ちなみに、かなり買ったのですが、
パスポートをホテルに忘れたようで
免税では購入できず・・・
ちょっとかわいそうでしたが、
本人は全く気にせず気持ちがいいくらい
買い物をしていました!

さて、話は変わりますが、
海外メディアで築地の様子が取り上げられていました。

いよいよ移転ですね・・・
人気スポットの移転、世界も注目しています。

80-year-old Tokyo fish market holds final New Year auction | The Seattle Times
http://goo.gl/5eNXTb


本日のテーマは、

インバウンド戦略にリスク分散を

です。


昨年はいわゆる「爆買い」に沸いた1年でした。

クルーズでの訪日客も100万人を超え、
国の計画より5年前倒しで達成。
その多くは中国からのクルーズツアー客。

そんな中、中国市場に比重を置いた
マーケティング活動をしている企業や地域も
多く見受けられます。

中国市場の伸びしろは間違いなく
大きいものがあるでしょう。
ただ、自社や自地域の国別売上構成比には
細心の注意を払う必要があると考えています。

他社や他の地域が中国需要で潤っているから
自分達も・・・という戦略を取る前に、
一歩立ち止まって冷静に考える必要があります。

現在、訪日客の中で、中国以外の多くの市場でも、
高い伸びを見せています。
皆さんの企業や地域にお金を落としている訪日客も
どこか1つの市場からだけ、という訳ではない
はずです。
中には欧米の方が中心だというところもあるでしょう。

つまり、報道や他社の動きに惑わされず、

自社なりの戦略を立てること、

その際に

リスク分散

をしっかりしていくことが重要です。

例えば、

市場を複数狙う

集客ルートを複数もつ(団体だけでなく、個人も)

ある特定の取引先だけに集中しない

など

リスク分散の発想

が今後市場の動向に関わらず
安定してインバウンドビジネスを展開していく上で
より重要になってくるでしょう。

是非、皆さんも一度自社の取組みに

リスク分散

の視点があるかどうか検討してみてください。

本日はここまで。

村山慶輔

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  2016年1月15日(金)15:00-17:30
   
http://www.yamatogokoro-ac.jp/program/20160115/

 ☆第8期インバウンドビジネス基礎講座【残り8席】
  2016年1月18日(月)~19日(火)
 
http://www.yamatogokoro-ac.jp/program/20160118/

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http://www.yamatogokoro.jp/consulting/seminar/
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