村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

外国人観光客の実態をデータで把握する

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やまとごころの村山です。

先週は青森、今週は山形で講演があり、東北ざんまいです。
他の地域に比べ、外国人観光客が現状では少ないからこそ
危機感をもってインバウンドに取り組んでいる印象です。

ちなみに山形の米沢での講演には、
東北インアウトバウンド連合のメンバーも4名ほど駆けつけてくれました。
連合の取り組みとともにメンバーの紹介をすると
その後の名刺交換は大盛り上がり。

やっぱり地元でツアー造成や販売ができる
連合メンバーと具体的な繋がりをもってもらうことが重要ですね。
私と繋がるよりも・・・自虐的ですが本当です、笑

話は変わりますが今、新しい書籍を執筆中です。
最終局面を迎えており、かなりハードな日々ですが、
なんとか来月中には世の中に出る予定です。
また、こちらでも改めてご案内しますね。


さて、本日のテーマは

外国人観光客の実態をデータで把握する

です。

最近、外国人観光客に関するビッグデータがメディアや
商談の際などに話題に上ることが増えています。

その一方で、商業施設をはじめとする観光事業者や
地域の観光案内所などにおいてはまだ大半は外国人観光客の
実態を把握するようなデータが収集できていないように
感じています。

先日も都内の商業施設の方と今後のインバウンドの
取組みの話をしましたが、現状把握がほとんどできていない
状況でした。

アンケートをとり、ニーズやトレンドを把握する、
あるいは、顧客情報から実際の購買履歴を分析するなど
やり方は色々ありますが、データで実態を把握することが重要です。

データがないと、結局は「勘」に頼ることになります。

外国人目線をもたない日本人のインバウンド担当者or責任者、
もしくは、さらに上司の鶴の一声で物事が決定されると
どうなるかは想像に難くありません・・・

外国人観光客は目の前に来ています。
また、皆さんのサービスを利用してくれています。

まずはそういった方の生の声やデータを
とりはじめることからはじめてみてください。

すでに分析しているよ、
という方は例えばエリアをより広げてデータを取得し、
それをもとに地域を巻き込んで取り組む施策を考えてみるのもいいでしょう。

皆さんは自分の地域や企業で
外国人観光客の実態をデータで把握していますか?
是非改めて現状を振り返ってみてください。


本日はここまで。

村山慶輔


ps.1
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