村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

2019年 新年のご挨拶

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新年あけましておめでとうございます。


昨年は訪日客数が3000万人を初めて超え、
インバウンドにおいて大きなステップアップの年となりました。
さらに11月には2025年大阪・関西での万博開催が決定するな
アフター五輪の大きなマイルストーンが見えたのも
大きな収穫だったと言えるでしょう。

もちろん、昨年を振り返るとプラスの側面だけではありません。
多数の自然災害にも見舞われ、あらゆる意味での危機管理を
改めて深く考えさせられる年でもありました。

また、特定の観光地に観光客が集中してしまい、
キャパ以上に観光客が訪れることによる観光公害(オーバーツーリズム)、
保険未加入問題、商品(プロダクト)不足、ガイド不足など
様々な問題も露呈してきています。

今年から3年間にわたり、
・2019年 ワールドカップラグビー
・2020年 東京オリンピック・パラリンピック
・2021年 ワールドマスターズゲームズ
の世界的なスポーツイベントを同一国でホストするという
世界でも例を見ないゴールデンスポーツイヤーズを迎えます。

スポーツを切り口に日本、そして、地域を発信する絶好の機会と言えるでしょう。

2019年にはスポーツ以外でも、6月にG20サミット、
10月に即位礼正殿の儀が行われ、世界のトップクラスの方々やメディアが
日本に足を運ぶ機会がやってきます。

さらに本日1月7日から国際観光旅客税がスタートします。
一般財源でなく観光に特化して活用できる財源として、
日本の観光における受入環境整備・情報発信が強化される予定です

このような動きを受け、2019年は
・インバウンドに既に取り組んでいる方には加速の年
・まだこれからの方にはまたとないスタートの年
にして頂ければと心から願っています。

我々、やまとごころは今年で創業13年目を迎えます。
情報発信、人材、ビジネスリューションなど様々な事業を加速し、
日本のインバウンドの問題解決と発展に少しでも寄与できればと考えています。

本年も、ご指導ご鞭撻のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。


株式会社やまとごころ 代表取締役 村山慶輔