村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

この1年で成果を出す

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やまとごころの村山です。
年明け1月7日から国際観光旅客税が施行されました。
それに合わせてNHK おはよう日本から取材を受け、
コメントさせていただきました。
多くの方に見て頂いたようでNHKの影響力を改めて認識しました
ちなみに早速海外行きの航空券を買いましたが、
しっかり国際観光旅客税の1000円が計上されていました・・・

今年も早速今週から沢山の講演が入っております。
今日は毎年ご一緒させて頂いているJIMC(ジャパン・インバウンド・メディア・コンソーシアム)さんの新年会を兼ねたセミナーで少し講演。
https://www.yamatogokoro.jp/event/28954/

明日以降も、醤油の発祥の地である和歌山の湯浅町セミナーから、
京都、名古屋、宮崎など。
最近のセミナーの傾向でいうと、業種業界や地域の広がりが出てきています。
東京オリパラを前に、思いがけない業種の集まりに声をかけて頂いたり、
地域においても主要都市・観光地ではないエリアからの依頼が増えています。

ちなみに、今年の目標の一つに、47都道府県全てで講演をする、
というもものがあります。残すところあと3つの県となりました。

その3つの県は、
富山県、
愛媛県、
佐賀県
です。

今年機会があれば是非この3つの県を最優先に伺いたいと思いますので、何かあればお声がけください。

さて、本日のテーマは、

この1年で成果を出す

です。

私はよく、インバウンドは「バブル」ではなく「トレンド」とお伝えしています。
つまり、インバウンドの市場はこれからも安定的に伸び続けるマーケットであり、
それを踏まえ、腰を据えた中長期的戦略や取り組みが必要であると

この考えは全く変わらないのですが、
一方で成果は早く出した方がいいと思っています。

企業の経営者や行政のトップの頭の中をのぞいてみると、
そうは言っても、短期的にでもわかりやすい成果や成果の兆しが見えないと
続けることはできない・・・これが本音だと思います。

そういう意味では短期で成果が出せること、
さらに年初の今であれば、

この1年で成果を出す

と決めて、やるべきことをリストアップ、そして、実行してみてはどうでしょうか。

ちなみに、わかりやすい成果とはなんでしょうか?

・外国人観光客がこれだけ増えた
・外国人観光客による消費額が増加した
・インバウンドの成功事例として表彰された
・海外の有名な観光メディアに紹介された
・ツアーがこれだけ造成された

など色々あると思います。

ではすぐに成果を出すためにどこから手をつけるべきか。

コンサルティングの現場では

「足元から考える」

をお勧めしています。

つまり、ゼロをイチにするよりは、イチを二やサンにする方が簡単

なので、今外国人観光客が来ているのであれば、
それを徹底的に調査・把握し、それを増やす方法を考え、実行する

あるいは、今皆さんの会社や地域にある人脈・ネットワークなど
の資源を棚ろしし、使えるもの、そして、成果につながりそうなものを選別してみる。

などやり方は色々あります。


是非みなさんの方でも、

この1年で成果を出すためには何をすればよいか

をこの年始に考えてみてください。

オリンピックイヤーの2020年をより実りの大きいものにするためにも
今年の準備が大切です。

本日はここまで!