村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

海外旅行博参加で得られる3つのメリット

<今日のインバウンドアクション>
訪日客へのコンタクトポイントを徹底的に洗い出す

*訪日前→訪日中→訪日後の流れの中で
 どんなコンタクトポイントがあるのか?
 また、そのポイントでどんなアプローチが
 できるのかがインバウンド集客の肝
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こんばんは。
やまとごころの村山@バンコクTITF会場です。

タイ最大の旅行博であるTITFは毎日朝から夜9時まで。
(東南アジアの旅行博は同じ傾向が見られます)
晩御飯を食べてから会場に来る方も結構います。
より多くの時間見込み客との接点が持てるというのは
いいのですが、運営側は結構大変ですね。

今日は一日朝からこの会場にいます。
ジャパンパビリオンだけでなく、
会場全体を回りながら、訪日旅行の位置づけ、
他の国の旅行プランなどもチェック。

午後はJNTO主催のセミナーや商談会もあり、
日本側の出展企業や現地旅行会社のヒアリング
をする機会を頂きました。
バンコクJNTOの伊東所長からも直接タイの
インバウンドの状況やさらに呼び込むための
ヒントを頂き、あるタイの旅行会社の社長からは
今後の展開について熱い話を語って頂きました。

この内容はまた取材記事としてやまとごころ
に後日アップしますのでお楽しみに!


さて、本日のテーマは

海外旅行博参加で得られる3つのメリット

です。

今、旅行博の会場でこのメルマガを書いている
ということもあり、こんなテーマを設定してみました。

私も色々な旅行博に参加していますが、
大きく以下のような3つのメリットがあると思います。

1.現地の旅行会社と直接商談ができる
2.現地の消費者と直接接点が持てる
3.旅行博に出展する日本企業や自治体と接点ができる


1つ目はJNTOが主催してくれるケースが多いですが、
現地旅行会社との商談会を通して接点を持つことが
可能です。現地の旅行会社とのやりとりから、
自社の認知度を客観的に把握し、うまくいけば
ツアールートに組み込んでもらうことも可能です。
今日、以前私のセミナーに参加してくださった
飲食店の方も出展していましたが、今年2月の
TITFに初参加したところ、いきなりツアーが何本も
きまったとのこと。いい結果だったので、
今回も連続出展を決めたとおっしゃっていました。
素晴らしいですよね。


2つ目は消費者との接点です。タイのTITFでいうと
参加者の大半は個人旅行です。個人旅行で日本へ
行くために、様々な情報収集や各種チケットの購入を
しているのです。消費者の生の声をきける貴重な
チャンスで、多くの企業がFacebookのファンになる
ことを促したり、アンケートを収集するような施策
が目立ちます。また、商業施設においては、
割引クーポンなどを提供し、それを店頭に持参した
方には割引を提供する施策をうっています。


3つ目の点は意外と盲点ですが、
これも旅行博の醍醐味。
海外旅行博に参加する日本企業や自治体には
共通点があります。

それは

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インバウンドへ本気で取り組んでいる
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という点です。

海外旅行博に出展するには、
出展料から装飾代、資料の手配、人件費など
かなりのコストがかかります。
なので、出展する企業は間違いなく「本気」です。

インバウンドへ取り組む意識の高い方々の
ネットワークの構築は、今後の取り組みの大きな
資産になるでしょう。

特に、日本で知り合いだったとしても異国で
再会すること親近感が桁違いですので。


ということで、今日はこれから3つ目のメリットで
ある出展者とのネットワーク構築をこれからしてきます!
タイの報告はまた来週にしますね。

本日はここまで。よい週末を!

村山慶輔

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<お知らせ>
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