村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

インバウンド人材確保が喫緊の課題

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やまとごころの村山です。
今日から9月の仕事が始まりました。
今月20日からいよいよラグビーワールドカップがスタート!

ここ数ヶ月、日本全国でラグビーワールドカップを意識した
インバウンドセミナーで講演させていただく機会が多く、
そこで感じる一つの変化は、
質問ややりとりもどんどん具体的になってきている
ということ。そう意味でかつてないほど地域における
インバウンドの盛り上がりを実感しています!

ちなみに、神戸観光局が先日こんな発表をしました。
https://bit.ly/2UpgNyw
ラグビー会期中に約12万人の観光客を見込んでおり、
様々な対策を講じています。

新しい客層を獲得できるまたとないチャンス。
今からでもやれることは色々あります。
私自身もラグビーを3試合ほど見る予定ですので、
地域を回りながら各地域でどんなインバウンド対応が
行われるのか、に注目していきたいと思います。

さて、本日のテーマは

インバウンド人材確保が喫緊の課題

です。

最近、どこへ行っても人材不足・・・がテーマになります。
インバウンドやるにも、デジタルマーケするのにも、
現場で接客販売するにも、人材が足りないという状況です。
そんな中、インバウンド人材がこれまで以上に注目されて
います。

先日私も東京都主催の人材セミナーで講演させて
頂きましたが、宿泊施設はもちろん、
様々な業種の企業が参加されていました。

そこでインバウンド人材活用の事例なども
いくつかご紹介しました。

例えば、
・中国人スタッフが億を超える売上貢献をしてくれている
 百貨店
・語学要員としてだけでなく、
 現場の研修から集客企画・実行などインバウンド全般を
 対応する外国人スタッフを活用している飲食店
・ホテルのフロントに外国人スタッフを入れることで
 その外国人がいる安心感からリピート客を獲得することが
 できた宿泊施設
など

語学力を生かした多言語対応などの守りの要素だけでなく、
集客や営業の攻めの要素を持つ人材の採用・活用が進みつつ
あると実感しています。

また、インバウンド人材を最大活用できるような評価制度・
文化があるような企業でないと、そういった人材の確保が
今後難しくなっていくでしょう。

顧客がグローバル化する中で、企業の内部もグローバル化に
ついていける仕組みになっているか、改めて検証してみてはいかがでしょうか?

本日はここまで

Ps. 
今月やまとごころでは
インバウンド業界に特化した転職フェア
「Meetインバウンド」(営業職限定)を9月11日に
開催します。
興味ある方はふるってご参加ください。
https://bit.ly/2PCd1mt

村山慶輔