村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

インバウンドはバブルではなくトレンド

こんばんは。
やまとごころの村山です。

今日は東京ビッグサイトの
ハラルマーケットフェアにて講演。

テーマは

訪日観光客の状況と
ムスリムインバウンドの可能性

でした。

参加者の多くは食品関連の事業者。
新しい出会いがたくさんあり、
貴重な機会を頂きました。

ちなみに講演終了後に、ハラルマーケット
フェアを視察しました。
ハラル認証取得済みの食品を提供する会社
がブースを出展していたのですが、
結構な数がありました。

なかにはハラル認証をとっている
・レトルトビーフカレー
・インスタントラーメン
などを提供している鹿児島の会社さんも。

新商品とのことですがムスリムの方から
ラーメン食べたい、日本のカレーが食べたい
というニーズがあり、それにこたえたそうです。

↓写真はこちら
http://goo.gl/wlQSkB

今後こういった取り組みがますます増えそうです!



さて、本日のテーマは

インバウンドはバブルではなくトレンド

です。


タイは今ソンクラン(
http://goo.gl/Y9LTFr
ということで大型連休中。

連日各メディアがタイ人の観光客の増加について
報道しています。
世の中でインバウンドの認知が高くなるのは
非常にうれしいですし、それこそやまとごころが実現したいこと。

冷静な方は現在の

インバウンド熱を一種のバブルではないのか?

と懸念しています。


ただ、私としては、

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インバウンドはバブルではなくトレンド
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であると考えています。


バブルはいつかはじけて大きく萎みます。

ただ、インバウンドに関していうと私は、
今後の中長期のトレンドであると見ています。

現在、様々なメディアが連日インバウンドに
関する報道を行い、さらに株価でいうと
インバウンド銘柄が非常に好調。

訪日外客数も昨年以上の伸びをキープ。
(今年に入って2カ月間で260万人強で伸び率は42.8%)

円安も後押しし、

今日本に来ない理由がない

そう声を合わせて言う外国人の方もいます。

そういう意味では、今のインバウンドは異常に
過熱しているようにも見えます。

特に多くの方が気にするのは

為替

です。

為替が円高に振れたらどうなるのか?
外国人観光客は激減しないのか?

そんな話もよく聞きます。確かに為替は
外国人観光客の訪日の意思決定に一定の
影響を持つでしょう。

例えば、過去1ドル100円前後だった
2013年5月~2014年8月
までの間に外国人観光客は増えていなかったでしょうか?

そんなことはありません。
その間もしっかり着実に増加していました。

仮に為替が円高に振れると、
今年に入ってからのような対前年比40%強の伸びは
見込めなくなるかもしれませんが、
それでも1ドル100円前後時の例からも
一定の伸び率はキープするでしょう。
(もちろん円高にどれくらい振れるかにも寄りますが・・・)

私の個人的な見解ですが

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インバウンドはバブルではなくトレンド
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そのトレンドも東京オリンピック・パラリンピック
で終わらないトレンドだと信じています。

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地に足をつけたインバウンドの取り組み
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これが今まさに必要なことではないでしょうか?

本日はここまで!

村山慶輔

Ps.
また熱くなってしまいました・・・@新宿御苑事務所

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