村山慶輔の「日本へ呼び込め!外国人観光客」ブログ

インバウンド戦略アドバイザーの村山慶輔が、外国人観光客を呼び込むためのヒントや気づきを独自の視点で発信します。

インバウンドに特化したクラウドファンディング

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やまとごころの村山です。

「令和」の時代が始まり早1ヶ月。
10日間続く長期GWの後、あっという間に5月が
終わってしまいました。

私は愛媛2回、広島、島根、岩手など色々と地域をまわり
講演をしてきました。
テーマは、9月から開催される
ラグビーワールドカップを意識したインバウンド対応。
海外からのチケット購入状況やラグビーファンの特徴など
交えながら対策をお伝えしています。
6月も静岡、札幌をはじめとしたラグビー開催地+αの
場所で講演する予定です。

先月は上海、杭州へも視察に行ってきました。
杭州はアリババの本拠地。
話題のアリババホテルにも泊まってきましたが、
テクノロジー満載でなかなか面白かったです。
キーワードは「顔認証」。

「顔認証」でエレベーターに乗る、部屋に入る、
レストランに入ることができるのです。
カードキーはもちろん、スマホすら持たなくても、
ホテル内を自由に動けるというのは結構新感覚。
今後の新しいホテルのあり方を考える上で
参考になりました。

トータル5日程度滞在したのですが、
使ったキャッシュはゼロ円。
というかキャッシュを使える場所があまりにも少なく、
基本スマホ決済でした。
これが当たり前の中国の方が日本へ来るときのスマホ決済
対応は間違いなく売上を左右するでしょう。


さて、本日のテーマは

インバウンドに特化したクラウドファンディング

です。

クラウドファンディングはご存知の方多いと思いますが、
インバウンドに特化したクラウドファンディングを
ご存知でしょうか?

Japankuru Funding(通称:J Funding)という
サービスが存在します。
https://japankurufunding.com/about/

こちらは10年以上インバウンド分野で接点をもらっている
グローバルデイリーさんが運営しているサービスです。

グローバルデイリーさんは
インバウンドの代表的な広告代理店。
インバウンドに特化した営業マンを全国に50名以上
抱えています。
大手代理店でもそこまで特化した営業マンを抱えていない
でしょう。

広告代理店といっても
単に既存の広告商品を売るだけでなく、
新しいソリューションをゼロから生み出したりする
非常にユニークな会社さんです。

話を戻します。
Japankuru Fundingの特徴は
・訪日外国人(インバウンド)をHAPPYにする
 プロジェクトに特化している
・海外から資金調達ができる
・外国人50万人に企画を伝えられる
の3つです。

つまり、訪日客をハッピーにするプロジェクトに
日本人だけでなく海外の日本ファンからも資金調達できる
仕組みになっているのです。

日本に色々とクラウドファンディングが存在しますが、
インバウンドに絞る、また、海外からも調達できるという
ものは、ないのではないでしょうか。

わかりやすい例でいうと、
白川郷のライトアッププロジェクト。
台湾の方からも出資してもらうことで
成功することができたのです。

繁体字
https://tw.japankurufunding.com/projects/shirakawa-go/
日本語
https://japankurufunding.com/projects/shirakawa-go/

この仕組みを使うと我々インバウンドに関わる事業者や
地域がやりたいことの実現が加速させることが可能です。

たとえば、
・外国人観光客向けにガイドマップを作りたい
・多言語サイン・音声ガイドを充実させたい
・ゲストハウスを立ち上げたい
などアイデアは色々あるはずです。

クラウドファンディングの良い点としては、
PRにもつながるということ。
その地域や商品・サービスを海外の方に知ってもらえる、
これも大きなメリットです。

インバウンドに特化したクラウドファンディング、
みなさんならどう活用しますか?

是非考えてみてください。

本日はここまで。

村山慶輔

Ps. グローバルデイリーさんが
明日6月4日の14時~@上野で
「クラウドファンディングを活用した訪日インバウンドの
課題解決セミナー」を開催されます。
まだ多少空きはあるようなので
興味ある方はふるってご参加ください。
私もモデレーターとして参加します。
https://www.yamatogokoro.jp/event/32050/